「ごはんは何を食べたの」の答えに注意

 熊吉

2019年09月29日 19:42

認知症の兆候ということで、2019年09月24日にいくつか書き出しましたが、母のことをおもいだしながら、ひとつひとつ、もう少し詳しく書いていきたいとおもいます。

そこで今日は、食事したことを忘れるについてです。

2019年09月24日にの日記には、「ごはん食べた」って聞くと、「食べたよ」っていう話しをしてましたから、食べたことを忘れるということはなかったような気がします。ということで終わっていますが、もう少し掘り下げてみると、こんな会話になることつてありませんか?

私「今日の昼はなにを食べたの」

母「冷蔵庫にあるもので済ませた」

私「だから、なにを食べたの?」

母「だから、あるもので済ませた」という会話です。


いまになってみると、ひょっとしたら認知症が始まってたのって思うことにもつながるんですが、確かに通常の家族の会話として成り立つともいえます。

私としては、ご飯だったり、みそ汁だったりとそういうことを聞きたかったし、じゃあ、みそ汁の具はなんだったのっていう会話に広げたかったのですが、こんななやりとりがよくあったようにかんじた時期がありました。

考え方を変えてみると、食べたことは覚えているけれど、なにを食べたかまでは覚えていないという考え方もできるかと思うのです。

確かに、昼飯を食べて半日や1日経っているならわすれるってこともあるかとおもいますが、食べてから1~2時間程度のことなので、そりゃー、みそ汁の具が「あれと、これと、あれで」なんて全部覚えているとは言いませんが、みそ汁を食べたとか、具は何って聞いたら、いくつか入っていても、ひとつや二つは覚えているとおもって聞いてみると、上記の会話のように見事におおざっぱな答えがかえってきていたんです。

ただ、普通に聞いていると、会話が成立しているだけに、これも高齢から来る物忘れからものなのか、認知症から来る症状なのかっていうことは難しいですが、母の経験から、食べたことは覚えているが、なにを食べたのがわからなくなることが多くなったら、気をつけてあげてほしいと感じました。


2019年09月24日の日記はこちらからご覧になれます。

関連記事