2020年09月26日

母が亡くなってから1年

母が亡くなって、丁度が1年がたちました。

はやいと言えば早いけれど、やっと1年がたったのかっておもうほど、時のたつのが遅いと思ったりすることも・・・

確かに、春先になったら新型コロナでマスクが無いとか消毒液が無いとかいって日本中が大騒ぎ。

いつまで続くんだろうっておもうと、1日、1週間て時がたつのが長いと思ったことか・・・

しかも、分家なので御仏壇もなく、あるのは母の写真だけ。

その写真に向かって、毎日、話しかけているとはいえ、仏教じゃないから、お彼岸だからお墓詣りに行かなきゃっていうイベントもないので、改めて何をするっていうこともなく、気がついたら1年がたってしまいました。

日記を読み返しても、いろんなことがあったんだなーって振り返ることが多い1年でしたね。


  


Posted by  熊吉 at 17:25Comments(0)母との想い出

2020年08月14日

延命処置についておもうこと

昨日の日記に入所に関していろいろ説明があった中で、命にかかわる可能性がある延命処置のことや誤嚥につても細かい説明がありました。ということで、誤嚥については昨日ちょっと書いたので、今日は延命処置についてかこうと思います。

入所の説明で延命処置に関していろいろ説明を受け「延命処置に関してどうしますか」と聞かれたときに父は「まあ、その時の状況で」なんて言っていたんですね。

確かに、その時の状況って言うのもわからないじゃないけれど、それだと個人によって感覚が違ってくるわけです。

言い方を変えると、はっきりしていない分、どうしていいかという判断基準がないということになるわけです。

一番身近な話しで言うと、1年前、私の手術の前日に病院に運ばれた時点で、延命処置をしていなかったら母はどうだったんだろうって考えることが良くあります。

運ばれた直後のことはわかりませんが、嫁に話しを聞くとほぼ意識はなかったとのこと。

私が退院してから母のところに見舞いに行って声をかけてもまったく反応はありませんでした。

生前、母と話しをしていると「はやくお迎えが来てくれればいいのに」とか「寝込んでみんなに迷惑をかけるのは勘弁してほしいし」なんてことをよく話していたことをおもいだすと・・・

母の本意ではないのかなっておもいながら面会に行っていました。

こういう書き方をすると、認知症の人だって気持ちがあるし、認知症になった時の気持ちがお前にわかるのかよっていわれそうなのもわかっています。

別に私の言っていることを正当化しようなんて思っていませんが、じゃあ、本人の意志ってどう理解するばいいんだろっておもうことがあるんですね。

私の母の場合、2ヶ月半言葉を交わすこともなく、栄養点滴を受けながら寝ている母を見るだけでした。

そのたびに母に「辛い思いさせてごめんね」って何度いったことか。

でも、「お母さんは早く逝きたいけど、お前が葬式に出られるまでは頑張るわ」っていってくれてたように聞こえたので、それが母の想いだと思えば、意識が無くても生きたいという気持ちは思っているって言うことになるんですが・・・

もし私が大腸癌で入院していなかったら、「早く楽になりたかったんだろうな」っておもうばかり。

上手く言えなくて申し訳ないんですが、車いすに乗って施設に入所する母を見ていると、認知症でぼけていても、物は食べるし反応はするんで、まだまだ元気でいるんだっておもうのが普通ですよね。

そこに、「延命処置はどうしますか」っていう話しを聞くと・・・

私にとっては「そういう時が遠からずくるんだな」っていう心の準備をしながら母と接することができたことはよかったと思っていますが、皆さんはどうおもうんでしょうね・・・

批判のご意見もあると思いますが、施設を利用する場合、自分たち(利用者側)の気持ちばかり考えるのではなく、施設側の利用者家族に対する配慮も考え対応してあげてほしいと思います。
  


Posted by  熊吉 at 22:08Comments(0)母との想い出

2020年07月20日

涙 涙の『はじめてのおつかい』

日テレさんの『はじめてのおつかい』やってましたねって言うか・・・

実は、まだやっている時間なんですが、今日の日記を書いていますが・・・

あの番組を観るときは涙なしでは観られないので別番組を観てたんですが・・・

嫁がどうしても観るって言うので夕飯食べながら観てたんですが涙が出てきちゃうんですよ。

以前にも書いたかな~・・・

亡くなった母なんですが、普段、あまりテレビを観ないけれど、このはじめてのおつかいは必ず観ていた人なんです。

しかも『かわいそうで観ていられない』と言いながら、タオルで顔を拭き拭き、泣きながら観ていたのを思いだしてしまうので、飯食ったらテレビの前から撤退。

ネットでは子供虐待とか、親はどう思っているんだなど否定的な書き込みをみることがありますが、番組に共感する人が多いから続いているんだなーって私は思っているし・・・

私も子供頃、よくお使いに行かされた思い出がありますが・・・

子供ながらに『よくお使いにこれたね~』って褒められると嬉しかった思い出が・・・

そう考えると、けして子供虐待の番組だとは思わないんですが、皆さんはどう感じながら観ているんでしょうね。

いつも泣きそう(実際は泣いてますが)で全部は観れないけれど、子供たちの頑張りを観て元気をもらいながら、母との思い出のひとつになっているのでずっと続いてほしいな~って思います。


  


Posted by  熊吉 at 21:35Comments(0)母との想い出

2020年07月16日

「一卵性親子」と言われる

1年前の今日って大腸癌の手術日だったんですが、手術については他でいろいろ書いているので、違う内容にしようかなって思ってこんなタイトルにしてみました。

一卵性親子ってなんだって思っている人いるでしょうね。

実は、近所の人が私&母、父&兄につけた俗語とでもいった方がいいかもしれません。

確かに要領がいいっていうか、おいしいところをパクっとするのがうまい父&兄。

要領が悪いっていうか、バカ正直なところがそっくりな母&私という2組の一卵性親子が存在しているわけです。

ということで、母のことを想い出しながら少し書かせていただこうと思います。

近所の人たちが「ママは正直すぎて損をしてるよね」ってよく言っていましたが、息子の私もそう思っていたのですが・・・

その母が私に「あんたはバカ正直なところがあるって」よくいわれてたので、母が言うくらいなんだからそっくりだったんだなーっておもうことがあるわけです。

以前、もう少しうまく立ち回っていたら出世したかなって思ったこともありますが、冷静に考えるてみると無理。

だけど、そんな母と同じ性格を嫌だと思ったことって一度もなかったですね。

なぜかって言うと・・・

確かに母はあまり付き合いがよくないっていう人いました。

母も「私は近所づきあいはよくない」って変に自慢している人でしたが・・・

人から相談されたことは息子の私にも絶対に教えないほど、口の堅い人だったし・・・

あっちでいいことを言って、こっちでいいことをいうっていう人でもなかったので近所からの信頼はあったようでした。

そんな母を見てきたので「何事にも正直な母の息子でよかった」とおもえたことは母に感謝です。


追記
本当は、もう少し細かく書きたいところなんですが、あまり細かく書いていくと家族の恨みつらみの内容になってしまい、読んでいただく方に不快な気持ちをさせてしまうので、ざっくりとした日記になってしまいますがすいません。
  


Posted by  熊吉 at 21:50Comments(0)母との想い出

2020年01月07日

日テレの『はじめてのおつかい』を観て

昨日の話しなんですが、日テレ名物、『はじめてのおつかい 』やってましたねー。

気がつけば、30年もやってるんですって。

凄いですよね。

私、この番組を観ると泣けてきちゃうんで、極力、観ないことにしてるんですが、そうは言っても気になって、つい観てしまうんです・・・

ただ、今回、この番組を観るにあたり、いままでに比べて涙腺が緩くなったこと。

この番組を観ると、子供たちの頑張りに感動することはもちろんなんですが・・・

もうひとつ理由があって・・・

私の母、元気だったころ、ほとんどテレビを観ないひとだったんです。

ところが、この『はじめてのおつかい』は、気にしていて、よく観ていたのを想いだすんです。

その番組を観ながら、「観ていると可哀想で観てられない」って言いながら泣いていた母。

私もいい歳になると母ともあまり話しをしなくなるんですが、母が元気なときに、この番組を観ながら、「お前も小さい頃は、近所におつかいによく行ったよね」なんていう話しで笑ったり・・・

もう、この番組のことで母と話すことはないですが、母との想い出のテレビ番組のひとつになっているので、末永く続いてほしいと思います。

  
タグ :大腸癌以外


Posted by  熊吉 at 21:56Comments(0)母との想い出