2020年03月31日

本当に皆さんのおかげでした(デイサービス編)

私の母なんですが、認知症でデイサービスにかよっていたわけなんですが・・

今回、ブログを書くにあたって、母の通っていたデイサービスってどうだったんだろうって改めて調べてみたことがあるんです。

すると、某介護施設の分類表が乗っているHPによると・・・

通所介護ということで認知症専門のデイサービスセンターではなかったわけです。

じゃあ、どうして認知症専門のデイサービスがあるのに、そこに入らずに一般的なデイサービスにかよっていたかとちいうことになるわけなんですが・・・

いろんな話を総合すると・・・

認知症専門のデイサービズでなくても、認知症の人の受け入れは出来るみたいなんですね。

その理由を細かく書くと長くなるのでここでは省略しますが・・・

母の通っていた通所介護施設なんですが、定員が10人という小規模でありながら介護職員さんの数が多かったように思います。

ということは、職員の数のわりに利用者が少ないということで目が行き届きやすいという利点があって受け入れをしていただけたのではないかと思ってみたりするわけで・・・

いまになって調べてみると、いろんな決まりがあるなか、母のことを考えていただき、認知症の母は、認知症対応型通所介護ではなく、一般的なデイサービスで対応していただけたのかと思ったりすると感謝でいっぱいです。

その後、幾度となく法改正が行われ、それまで単一の「通所介護」だった枠から、利用者定員によって「通所介護に該当する事業所」と「地域密着型通所介護の事業所」の2つに区分されるなど、昔に比べていろいろ複雑になっているようなので、素人にはわからないことだらけなので・・・

身近にデイサービスを利用させたいとおもう方は、『どうしたらいいだろう』って考えるより、市町村の自治体にあるいろんな介護相談窓口に行って相談してほしいと思います



(注)
当時のことをおもいだした内容なので、現在と違う内容(法規)になっていることがあるかもしれませんがご理解ください。


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2020年03月30日

デイサービスと言っても、こんなに差がある

2020年03月27日のつづきです。

案外狭き門の『認知症対応型通所介護』探しっていう話しを書いたんですが、私の母の実例でもう少し具体的な話しをしようかとおもうんです。

私の母が住んでいたA市で見た場合の一般的なデイサービスの定員はというと・・・

ネットで検索してみた結果、大規模で行っている事業所の場合、30人~40人前後が定員。

小規模の事業所の場合、10人~15人前後の定員 というところが多いようで・・・

事業所の数はというと、大小あわせて20件ほど

じゃあ、認知症対応型デイサービスの定員はというと・・・

10人前後で2件という結果になりました。

利用者の定員数と施設数だけで言うと、一般的なデイサービスに比べて認知症対応型デイサービスのほうがかなり狭き門という話しになっちゃうわけで・・・

そうなると、『認知症の人はデイサービスを利用できないじゃないか』っておもう人もたくさんいるとおもうんですね。

だけど、私の母は、認知症でありながら、隣町のデイサービスに通れたわけなんです。

その大きな理由は、市区町村によっては近隣自治体と連携し、他地区の利用を認めているところもあるという理由があったからだと思いますが、それでも、認知症対応のデイサービスの数って少ないですよね。

じゃあ、どうして、私の母が隣町のデイサービスにいけたのかっていう話しも含め、次回の日記でもう少しほりさげてみたいと思います。

(注)
事業所の数に関しては、事業所を種類別にのせている某サイトの一覧表からしてカウントしたので、これがすべてではないことをお断りしておきます。




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2020年03月28日

手作りマスクで夏ころまでの必要枚数は確保

世間ではマスクがなくて大変なことになっています。

そこで、数日前の日記に中国製の洗えるマスクを買ったという話しを書きましたが、発送元が中国なんで、いつ届くか、本当に届くのかっていう心配があったので、知り合いに『マスク作れる』ってきいたら・・・

昔作った型紙があるので作れるよ。っていうことなので、お願いすることに・・・

本当ならガーゼ布でつくってもらえばいいんですが、世間にガーゼ布がない・・・

ということで、綿100%の古いポロシャツでつくってもらうことにしたわけですが、白布がなかったため色ものになってしまいましたが、そこは我慢。



ただ、鼻の上までかかるので、眼鏡をかけても曇らないっていうのがいいですよね。

しかも、下のほうは、顎までかかっているので、ずり上がることもなし。

某プロテニスプレーヤーをスポンサーをしているメーカーのタートルネックの長袖シャツ1枚でマスク8枚~9枚分の生地が取れるっていうので、シャツ2枚で16枚ほどのマスクを確保。

あっ、ネットで買った中国製の洗いまわしがきく小さめのマスクですが、手直しをしてもらって使えるようにしたんですが、その話しはまたということで。


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Posted by  熊吉 at 21:36Comments(0)★新型コロナ

2020年03月27日

地元がだめなら隣町で・・・

昨日の日記に、認知症対応型のデイサービスセンターに通うのは、利用者が居住している市区町村の事業所であることが条件になっているっていう話しを書きました。

ということは、A市に住んでいる人は、A市の介護施設を利用するっていう前提になるわけですが・・・

そのA市という街に利用者に応じた数だけ施設数があれば問題はないけれど・・・

利用者数に比べて施設数が少なかったりすると、競争率が高くなって利用できないっていう心配がでてくるわけです。

実は、認知症の母の話しなんですが、A市に住んているのに、B市のデイサービスに通っていたんです。

『あれ』っておもう人いますよね。

実は、はじめデイサービスに通うにあたり、知り合いのおばちゃんにお任せだったので、そんなことがあるとは知らず、『通えてよかったね』なんて喜んでいたのですが・・・

いろんな人からいろんな話を聞いていくにつれ、そんな決まりがあるのにどうして街をまたいで通えるんだという疑問が沸いて調べてみたら・・・

市区町村によっては近隣自治体と連携し、他地区の利用を認めているところもあるという、但し書きがあったんです。

ということは、自分が住んでいるA市がいっぱいで通えなかったとしても、B市で受け入れてくれるのであればOKっていうことなんでしょうね。

母の場合は、知り合いの介護士さんにすべてお願いをしていたので、多くの方が母のために考えていただいた結果、、市をまたいでお世話になることができのだとおもうので、皆さんも、わからないことは担当の介護支援専門員さんに尋ねてみることをお勧めします。


(注)
あくまでも、一例であって、すべて可能ということではないことをお断わりしておきます。



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2020年03月26日

案外狭き門の『認知症対応型通所介護』探し

金スマの中で『認知症専門のデイサービスがある』っていう話しをしていたので、認知症の母の経験からざっくりとお話しをさせていただこうかと思います。

テレビでもやっていましたが、『認知症に特化したデイサービス』という話しになったわけですが、テレビで見ていたようなデイサービスがいっぱいあればいいなって思いながら見ていた方も多いんじゃないかっておもうんです。

認知症対応と認知症対応型でないデイサービスと何が違うかっていう話しになるわけですが、詳しく書くと長くなるのでざっくりとした説明ですいません。

基本的なサービスの流れに関しては、認知症対応型デイサービスも一般的なデイサービスと大きな違いはないんですが・・・

認知症対応型デイサービスは、一般のデイサービスに比べて1日の受け入れ人数が少ないことと、介護職員の数(比率)が多いので、一般のデイサービスに比べて、利用者の動向を把握しやすい。という利点があります。

ここまで読んでいると、『そんなに待遇がいいなら私の家族も通わせたい』っいう人も多くいることだと思いますが・・・

認知症対応型のデイサービスは、一般のデイサービスに比べて定員が少ないと言われているので、当然、競争率も高い可能性があり、認知症対応型のデイサービスに行かれないっていう人も出てくる可能性があるということがあるわけです。

しかも、認知症対応型のデイサービスを利用する場合・・・

医師による認知症の診断を受けていることと、要介護もしくは要支援の認定を受けていることは勿論なんですが・・・

利用者が居住している市区町村の事業所であることが条件になっているようで、A市の人はA市の施設を利用するようになっているようで・・・

A市の認知症対応型のデイサービスを利用したいと思っても、A市の認知症対応型のデイサービスに空きがなければ待機ということになってしまう可能性があるなど、地域によってですが、広いようで狭き門的な話しになってしまうこともあるようですが・・・

そうはいっても、世の中、捨てる神あれば拾う神ありっていうことわざがあるように、絶対に無理っていうこととでもないので、この続きは次回とさせていただきます。


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2020年03月24日

家庭環境も加味して優先順位を考えよう

金スマの続きです。

Aさんですが、自転車のことがあってから、家族としては施設にお願いをしていたいうことで、あちこち探したが、若いし軽度の認知症ということで断られ続けたという話しがありました。

確かに、デイサービスも空きがあるようで空きがない状態なので、重度の高齢者が優先になるのは仕方がないっていう気持ちもわかりますが・・・

そうなると、Aさんのように、まだ学校に行く子供がある家庭の場合、どうするかっていう問題が生じるわけです。

そこで、私の母の時と比べてみたのですが・・・

私の母が認知症になっても、しばらくの間、父は仕事をしていましたが仕事をしなきゃ食べていけないわけじゃなくて・・・

母が、デイサービスで預かってもらえる間、父なりのリフレッシュとボケ防止のために仕事をしていたということなので、仕事をせずに自宅で母を見ることも可能だとおもえるんです。

そう考えると、仕事をしなくても食べていけて、体力がある高齢者の方なら、デイサービスを利用せずに自宅介護でも可能だとおもうんですが・・・

父の場合は、高齢で、母を385日、24時間見るのは大変になったので、デイサービスにお願いすることになったわけなんです。

Aさんの場合も若いとは言っても、認知症で物忘れが起こるっていう話しになると、火の元の心配もしなきゃいけないし、どこからか出ていって帰ってこなくなってしまうなど、いろんなことが起こる可能性があります。

そう考えると、家にひとり残して仕事に行くわけにはいけない。

収入がないからご飯も満足に食べられなくなったり、子供を学校に行かせることができなくなったりするわけで・・・

重度の高齢者優先ていうのもわかるけれど、家庭環境を加味した柔軟な受け入れ態勢をとってほしいと思います。


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2020年03月23日

『させていいのか』『させない方がいいのか』の線引き

金スマを観ていての感想の続きです。

ある日、会社から帰ってくるはずが反対方向に行ってしまい、迷子になりかけたところを家族が探しにいくという場面がありました。

この場面を観た人はどうおもいましたか?

ある方は、『認知症と言っても、まだ自転車通勤が出来るんだから自分でできることはさせてあげればいいのに』っておもう方がいる一方・・・

『なんで認知症なのに、ひとりで行かせるんだ』っていう人もいることだと思います。

えっ、私だったらどうするかって・・・

何も知らない時だったら、自転車通勤に限らず、家のなかでも危ないものは隠したりしていたと思いますが・・・

なぜ、何もしらない時だったらという言い方をしたかというと・・・

実は、介護の世界において、自分でできることは出来るだけ自分でしてもらおうという考え方があるのを母の介護の前から知っていたんです。

そんなこともあって、母に対して大甘に接していたことで、家から脱走するなど、何度も危ない経験をさせてしまったので、もう少し厳しくしてもよかったかなっておもうこともありますが・・・

逆に締め付けると、母の気持ちが相手に伝わらないって感じると淋しいかなって考えると複雑なきもちですね。

Aさんのご家族の場合も、認知症とはいえ、まだまだ自分でいろんなことが出来ていたので、自転車通勤を承知していたと考えれば、けして間違っているとはおもわないんですね。

ただ、正直、母の時のことを思いだしながら、本人にどこまでしてもらうかっていう線引きは本当に難しいと思いながら観ていました。



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2020年03月22日

トミーズの雅さんが大腸癌で手術

漫才師のトミーズ雅さんが、今月17日に大腸が栓の手術をしたという記事が、3/21日のスポーツニッポンに載っていました

新聞によると、大腸癌がわかったきっかけは血便が出て、奥さんにばれないように綺麗に拭き取ったつもりが奥さんにばれて検査に行ったら腫瘍が2か所にできているのがは見つかったとのこと。

手術は、腹腔鏡で行ったとのことですが、術後、10日間は絶食と書かれていて、私に比べて長いなーと思いながら読んでいたら・・・

2個のうち1個は肛門の入り口からすぐのところにあり、握りこぶしほどの大きさだったとのこと。

大きさから考えたらかなりでかくないかって思っちゃいますよ。

新聞記事によると、術式が肛門部と腸を縫い合わせるという手術をしたと載っていたので、縫合部に負担をかけないようにということで、10日の絶食になったのかなって思ったり・・・


トミーズ雅さん画像

腫瘍の大きく、場所も場所なんでよく人工肛門にならずに済んだなーって思って、あちこち調べてみたら・・・

肛門のすぐ近くにできた癌であっても、比較的早い時期のものであれば、肛門括約筋(肛門を締める筋肉)を部分的に切除したうえで腸と肛門を縫合し、肛門から排便する機能を温存する方法が出来ることがあるという記事があったので勉強になりました。

年齢も60歳ということで、そう若くはないので、無理をしないようにこれからも活躍していただきたいと思います。
  
タグ :大腸癌検査


Posted by  熊吉 at 21:45Comments(0)★癌に関するいろいろ

2020年03月21日

昨夜の『金スマ』を観て

昨夜『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の番組で『身近な人が若年性認知症になったら…』という話しをやっていたのを観ての感想を少しかかせてもらおうかと思います。

番組自体は1時間なので、全部書くのは大変なため、今日は番組前半分についてということで・・・

まず番組を観ていてびっくりしたのは、認知症になってから16年もたっているのに、これだけしっかりしていられるのかということでした。

私の母は、認知症の診断が下ってから8~9年くらいの間に、ひとりで歩けなくなったり、人と話しができなくなったことを考えると、これだけ自分でできるのかっておもうと驚くばかりでしたね。

ただ、母の場合は、昨夜の番組に出ていた人に比べると高齢だったっていうこともあるんでしょうが、若い人のほうが進行しやすいっていう話しもあるので、どっちがっていうことは難しいんですが・・・

認知症と言っても、あれだけ自分でやってもらえれば、手がかからなくてすむので有り難いとおもいたいところなんですが・・・

逆に危険もはらんでいるっていうことに繋がるわけです。

例えば、仕事に行くには自転車で通っていると言っていましたが、家に帰ることを忘れてしまったということで家族が迎えに行くなど不安材料がいっぱいあります。

母の場合も、気がつけば家から脱走をしたり、座っていたはずが、ちょっと目を離したすきにどこかに行ってしまったなど、いろんなことがありました。

母のことをおもいだすと、認知症を受け入れながら生活をしているとはいえ、大変なご苦労をしていることだと思います。

その他にも、認知症を遅らせる環境として、病気だからと言ってあまり気を使いすぎないっていう話しがありました。

確かに、認知症だからということで、本人が出来るのに危ないという理由でなんでも行動を制限してしまうと、考える力が落ちていくことに繋がり認知症が進むとも言われています。

そのせいか、デイサービスやショートステイでも自分でできることは自分でしてもらうっていう話しは聞いて知っていますが、どこまで見て見ぬふりをしていいかってさじ加減が難しいし・・・

この自分でできることは自分でしてもらうっていうことなんですが、介護士さんたちにとってはかなりの負担を背負うことに繋がるんですが、そのことについては、次の日記で・・・