2020年03月03日

父の負担が減ったことでよしとしよう

2020年03月02日の続きですいません。

母の転院に関しては、病人本人の意思、または、病人の家族の意向であれば病院側としてもだめだということは言えないので簡単なんですが・・・

いくら介護施設の系列病院とはいえ、いままでお世話になった病院から変えるっていうのは、やっぱり気が引けますよ。

しかも地元の大きめの病院なので、私や父が病気になって街のお医者さんにかかったときに、場合によっては紹介状をもってA病院に行ったら、母がお世話になっていた担当医が自分の主治医になる可能性もあるわけで・・・

だけど、状況が状況なのでそんなこと言っていられませんからね。

いろんなドタバタがあって、転院して体調がよくなってからは、自宅とデイサービスを行ききする生活にもどれるようになりましたが・・・

ただ、介護度があがるにつれ、自宅介護が厳しくなってきたので、自宅とショートステイを行ったり来たりしながら、何か起きた時には系列病院にお世話になるという生活に徐々に変更。

今度は、前日に書いたように父が介護施設側と病院との間に入ることはしなくて、済むようになったので父の負担もかなり減っていったのではないかと思います。

そんな母の経験から介護施設と系列病院が併設しているところだと便利だなとおもうようになったので、以前、『介護施設は、介護度や病状に応じて選んだ方がいい』って書かせてもらったわけですが・・・

じゃあ、かかりつけ医と介護事情所が併設していないとだめなのかと思われてしまいそうなんですが・・・

いろんな考え方があるので、けしていけないと言うわけではないので、かかりつけ医と介護事業所が別だったらどうなんだろうっていうことについては、後日、書かせていただくことにします。




本日の前繋がりの2020/03/02日の日記はこちらからどうぞ  


2020年03月02日

途中に人が入るので、話しがまとまらず

2020年02月29日の日記にちょっとしたことで病気になって通院したり入院したりすると、父がかかりつけのA病院と介護施設の間に入ってやりとりをしていたということを書きました。

時には、介護事業所のケアマネさんも聞き取りなどしてくれていたとおもうのですが、かかりつけの病院とお世話になっていた介護施設は直接的な相互関係はないので、。頻繁にお願いするわけにはいきません。

そのため、多くの場合、父が間に入ってやりとりをするようになるわけですが、相手(施設)側に説明するにしても、医学的知識がない父が説明するとなれば、なかなか伝わらないこともあったりしてるんじゃないかなって心配をすることも多く・・・

そんなことを考えているある朝のことでした。

父が母に声をかけても反応しなくなったということで、救急車でかかりつけのA病院に緊急搬送。

確かにいままでも何度か入院したことはありますが、救急車で搬送されるくらいの症状なので、いつもと勝手が違うわけです。

主治医から説明を受けた内容を電話で担当のケアマネさんに話しているんですが、医学的な知識のない父にとっては、主治医から聞いた話しを正確にケアマネさんに伝えることは無理があり・・・

電話を切ったあとのやりとりも、聞き違い、とり違いがあって、なかなか話がまとまらず・・・

結果、認知症と言う症状だけど、今回のように救急を要する事案がまたおこる可能性があるかもしれないということと・・・

その他にも、介護度があがるにつれ、介護をお願いする施設もかわってくるので、介護サービスと医療機関が併設されているところのほうがいいのではないかということで決着。

この緊急搬送のいっけんで、当時利用している介護施設に併設されている医療機関を利用することになったわけですが、症状が悪くなっていくにしたがって、併設している施設を利用することが便利だということを肌で感じることになりました。



本日の前繋がりの2020/02/29日の日記はこちらからどうぞ  


2020年02月29日

義理と人情も大切だけど・・・

かかりつけ医と介護事業者との連携がとりずらいっていう話しを2020年02月28日書いたんですが、細かい話しに行く前に関係があるようなないような話しをすこししたいと思います。

母の介護度が上がって行くにつれ、段々と免疫力も落ちてきて、ちょっとしたことで病気になっては、かかりつけのA病院に通院したり入院したり・・・

そのたびに、父が、かかりつけのA病院と介護施設の間に入ってやりとりをしていたのを見ていた大変だなーって何度思ったことか。

だって、お医者さんから話しを聞いても、専門家じゃないから全部理解するなんて無理なので、病院と、介護施設の間に入って説明をするなんて無理。

じゃあ、お医者さんが、『お父さんだと説明しづらいから私が施設のほうに説明しましょうか』って言ってくれればいいんですが・・・

街のお医者さんで考えてみると、紹介状を持っていった先のお医者さんと、紹介状を持たせた側のお医者さんとのやりとりって、紹介状を書いた側のお医者さんに患者さんを戻すときくらいしかしないと思いませんか?

そう思うと、『私(父)だとよくわからないので、施設のほうには先生のほうからお話してくれませんか』って、お願いしずらいし・・・

だけど、介護施設と病院が同じ系列(併用型)なら、専門的な知識のある人同士のやり取りなので、間違いのないやりとりがが出来るって考えると、父も苦労しなくていいのにっておもうようになったわけです。

そういうこともあって、父に 『いまお世話になっている介護サービスのところなんだけど、病院設備も持っているからそっちに変えたら』 っていう話しを何回もしたことがあるんですが・・・

昨日の日記のように喧嘩になるばかり・・・

確かに、昔の人は、義理と人情っていう言葉を大事にする人たちなので、はじめに見てもらっていたA病院に対して気をつかっているところもあるのかもしれませんね。

ただ、そんな父が、どうして考えを変えたかということについては、次からの日記に書かせていただくこととします。




本日の前繋がりの2020/02/28日の日記はこちらからどうぞ
  


2020年02月28日

介護事業所とかかりつけ医との距離感

昨日の日記に、『デイサービスの次を考えながら』というタイトルを書きましたが、そのことについてもう少しくわしくかきたいと思います。

私の母、認知症で病院に通う前に、別の病気で〇〇〇という町のお医者さんに通っていたんですが、その町のお医者さんで診て貰っていた病気がひどくなったので、紹介状を持って、もう少し大きなA病院に通うことになったわけです。

ということで、町のお医者さんよりちょっと大きめのA病院に通っている時に認知症ということがわかり認知症の認定をとって、このA病院で介護をうけようと思ったんですがデイサービスがない。

こんな話しをすると、『大きな病院なのに併設してなかったの』っておもうも人いると思いますが・・・

母が介護サービスを利用しはじめた頃って、デイサービスといえば、小規模な施設が多くて、病院系列が介護施設を併設しているっていうのは少なかったころでしたし、大きな病院て言っても都会みたいに数多くないですからね。

そのほかにも、デイサービスを提供できる施設を併設していれば、主治医からも話があるはずが、そういう話しもなかったので、自分たちで探したっていうことを考えると、併設してなかったんだろなっていうことでお願いします。

ということで、長々、書いてしまいましたが、母の場合、介護保険を使いだしたはじめの頃は、かかりつけ医と認知症の介護でお世話になった事業所は全く関係がなかったということです

まあ、いろいろとばたばたしながら通うことになったわけですが、母がデイに通いはじめたころは、体調が急変することもなかったんですが、介護度が上がるにつれ、体調が急変することもあり、何度、デイサービスをキャンセルして病院につれていったことか・・・

病院に行った翌日にデイサービスに行くようになっていても、状態がはっきりしないので、デイサービスセンターのほうとしても受け入れに対しては消極的になるのは仕方のないことなので、しばらくの間、自宅介護っていうことも・・・

そんなことが何回か続くと、かかりつけ医と事業所が違うと連携がとりずらくなるってかんじだしたので・・・

父に『母の認知症の治療も▲▲▲所のほうで(介護サービスを受けている系列病院)で見てもらうようにしたら』っていう話しをしたことがあるんですが・・・

『いままでA病院の先生が良くしてくれたのに、どうしてお前はそういうことを言うんだ』と、何度となく喧嘩をしてたんですが・・・

そのうちにいろんなことがあり、母がお世話になった介護事業所に医療も含めすべてお世話になることにしたのですが、長くなるので、続きは明日以降ということで・・・




本日の前繋がりの2020/02/27日の日記はこちらからどうぞ  


2020年02月13日

施設から帰ってくるときにも無茶ぶり

利用者家族の都合で、介護施設に送っていく時間帯にいろいろ問題がおこるいち例をかきましたが、介護施設センターが利用者を家に送り届ける時間帯にも問題が起こる可能性があります。

さて、どういうことが起こるかというと・・・

我が家の実例で話したいと思います。

ショートスティや特養など、宿泊ができるところなら職員さんたちが1日中、常駐しているわけですが、デイサービスセンターの場合は、何時から何時までというように営業時間がきまっているので、この営業時間が決まっていることが今日の問題の中心になるのです。

突発的な出来事が起きてディサービスセンターが利用者宅に送って行く時間に父が家にいない場合もあります。

その場合、家でのお迎えが出来ないので、時間外になるけれど利用者家族が迎えに行くまで預かってほしいということがおきます。

まあ、ここの部分だけ読むと、お父さんにも突発的なことがおこったりするからってしかたないじゃん。ていう人もいることでしょう。

もちろん私もそこのところは理解はしているんですが、父に『出来るだけ、時間外にはお世話にならないようしないと』っていうと・・・

『預かってくれるっていうんだからいいじゃないか』っていうんですね。

まあ、親子喧嘩の中での会話なので、こういう言い方は仕方ないとおもいながら『それは違うだろ』って何回おもったことか・・・

他の日記にも書いていますが、どうしても、お客さん(ここでは利用者家族)のほうが強くなる傾向があるので、施設側としてはなかなか『ちょっと勘弁してください』っていうことは言いずらいところもあるはず。

言っていることはわからないでもないんですが、みんながみんなそんな無茶ぶりばかりしていたら、介護士さんだって嫌になってなり手がいなくなっちゃうように思いませんか?

母の介護状態を見ていて、お願いする側(ここでは利用者)も、お願いされる側(ここでは介護施設)に感謝をし、対応していかなければならないとつくづく感じたしだいです。


追伸
日記には、突発性の用事で対応できないからという内容になっていますが、実は、前々から予定があって、自宅での対応が難しいってわかっていているのに、当日になって、「ちょっと遅くなるのでお願いします』というような無茶ぶりをすることも起きていたので、皆さんにも考えていただきたいと思い、日記にさせていただきました。
  


2020年02月12日

それでいいのかとおもう、父の言い分

2020年02月11日の続きです。

昨日の日記を読んだ人の中には、そんなにもめるか?っておもう人もいることだと思いますが事実なんです。

しかもこの他にもこんなやりとりがあったんです。

父に『デイサービスセンターも利用者の送迎をすることで、そのぶん、収入があるんだからそのこともわかってあげないと』というと・・・

『こっちで連れて行けばお迎えの分は払わなくていいから、介護費用が安く済むからいいじゃないか』という話しが父からでたことがあったんです。

確かに父が言ってることも間違ってはいませんが、あまりにもわがまますぎないかっておもうことも・・・

別に介護事業者の味方をするわけじゃないんですが、本来、入るはずの送迎代が入らなくなるわけです。

ひとりにしたら年に数回のことでも、毎日何十人の人の送迎をするわけですから、1ヶ月単位で考えると大きな収入減に繋がるとおもうんです。 

だから、前もって(前日だったり)連絡することは普通だとおもうんですが、父に言わせると、『遅くなったら、デイサービに連絡ができないじゃないか』っていう話しもあったんですが・・・

母がデイサービスセンターから家に帰ってくるときには、必ず家に誰かがいなといけないわけで・・・

母の場合、、送迎の時には、基本、父が出迎えることになるので、その時に打ち合わせが出来ないのかなっておもうんですよね。

ただ、デイサービスに行くその日に突発的なことが起きないとは限らないので、すべてにおいて急な予定変更がいけないとは言いませんが、自分の父を見ていて、利用者側も施設にたいして配慮していくことが必要ではないかと思い書かせていただきました。
  


2020年02月11日

デイサービスの送迎で父とひともめ

母がデイサービスに通っていた時のことです。

通常はデイサービスからお迎えの車が来て、その車に乗って行くことになっているんですが・・・

ただ、当時、父もまだ会社経営をしてしたので、お迎えの車をまっていると工場に行くのが遅くなるということで、父が車で連れて行くことがあるんですが、このことで父と何度喧嘩をしたことか・・・

ここまでの話しだと、『せっかく、お父さんが連れていってるのに何がいけないの』っておもう人もいるでしょうね。

そこで今日は、どういう理由で父ともめたのかということを少し書きたいと思います。

実は、父が直接お母をディサービスセンターに送って行く場合、ほとんど、前日に連絡しなくて当日の朝、連れて行くことが多いんです。

しかも、当日の朝になっても連絡をせずに送って行くこともしばしば・・・

すると、センター側にすれば、いつもまわっているコースからひとり外れるので、後の迎えに行く時間がずれるなど予定がくるってくるので『せめて送って行く前日の夕方には連絡をしないといけないのに』っていう話しを何度もしていたんですが、聞く耳持たずで毎回喧嘩に・・・

しかも、デイサービスセンターと言ってはいますが、一般の会社で考えてみると、出社してからしばらくの時間は掃除やら朝礼やらでばたばたしている時間帯じゃないですか。

デイサービスセンターも、その日の担当職員が出勤して、その日の打ち合わせをしたり、お迎えに行く準備をしている忙しい時間帯に母を連れて行ってるってことになるわけで・・・

こういうことを書いていると、読んでる皆さんからすれば、親父の悪口を書いてるだけじゃんかって思われるかもしれませんが、このご時世、お店がお客に対して何か言ったたものなら、、すぐにネットなどで叩かれる時代なので、お店側は何も言えない・・・

介護の世界も私が見ていて、利用者の立場が強いと感がじることが多くあるので、介護職員さんたちの大変さをわかってほしいとおもい、経験談を踏まえていろいろ書かせてもらっているということでご理解いただければ幸いです。
  


2020年01月27日

ドタキャンされると、施設は大変

2020年01月24日の日記に、利用者家族の立場と各施設の職員さんたちの立場があるという内容を少し書きましたが、それについて少しかこうと思います。

実は、母がショートスティにお世話になっていた時のことです。

シュートステイを利用する日にちをケアマネさんと父との話しあいで、〇月〇日~〇月〇日までの14日間お世話になるという打ち合わせをして、後日、入所したときのことです。

しばらくたって面会に行ったら母がいなくなっていたんです。

どういうことかというと・・・

私が面会に行ったときにはまだ入所しているはずの期間内なんでが、あまり長く家から離れていると可哀想だからと言って、父が家に連れて帰ったというんです。

ここまでの話しだと、『いいお父さんじゃないか』って思いますよね。

でも、施設側の立場になったらどうでしょう。

本来、14日間の滞在予定でベッドをひとつ確保してあるので、父が連れて帰った後、すぐに別の人が入ってくれればいいんですが・・・

1日でも空きベッドになったら、1床分減収になるわけです。

確かに父が言うように、できるだけ自分の家にいさせてあげたいという気持ちはわかります。

ただ、1床分とおもってしまえばそんなに大きな金額じゃないけれど、それが、私の母だけじゃなくて他の人でもおきていたらどうでしょう。

年間に考えると、何十床、何百床が1日から数日間、空きになる可能性があるわけで・・・

介護施設の話しをしていますが、ホテルや旅館にしても数日間の連泊だったのが、宿泊したその日にいきなり1泊でお願いしますって言うのと同じ状況ですからね。

いろんなニュースで介護業者の倒産というニュースを取り上げていることがありますが、母の介護を見ていて『なるほど』とおもえる一端を見れた時期でした。。


(注)
今日書いた日記の内容に関しては、絶対にドタキャンをしてはいけないということではなく、諸事情によってはドタキャンしてねしかたないとおもうこともありますが、介護施設のことも考えて、できるだけしてほしくないという気持ちを込めて書かせていただきました。
  


2020年01月24日

利用者の立場と施設側の立場

母の認知症について、いまとなっては、『あんなこともしてあげたかった』とか『こんなこともしてあげたかった』とおもいだしながら日記を書かせてもらっていますが、けしていいことばかりではないのですが・・・

読んでもらっている皆さんに嫌なおもいをしてもらわないように、いいことばかり書こうという気持ちでいました。

でも、母について嫁さんといろいろ話をしていくと・・・

嫁さんが『いいことばかりじゃなかったでしょ。』と言いだしたんです。

たしかに、母の介護をしていく中で、楽しいことばかりじゃなく大変なことも沢山ありましたね。

とくに、父とは・・・

母の介護に関しては、私は近所に住んでいるとはいえ、多くの時間、母の介護をしていたのは一緒に住んでいた父でした。

父の言っていることもわからないわけじゃないけれど、利用者家族の立場と、各施設の職員さんたちの立場を第三者的立場で見ていくと『ちょっと理不尽じゃないか』っておもうこともいっぱいあり、意見の食い違いでけんかになったことも・・・

しかも、父の言っていることは無茶だろうとおもっている事でも、利用者側の方が立場が強くなってしまうので、各施設の職員さんにいっぱいご迷惑をおかけしたことだと思います。

嫁さんと話しをしていくうちに、私たちの経験を皆さんにお伝えすることで、これから各施設を利用されるときの参考になればと思い、父とのやりとりを新たなカテゴリーに加えることにしました。

ただ、読んでいる方にすると、『実際、介護したのはお父さんで、あんたはほとんどしてないでしょう』っていう方もいると思います。

確かにそうなんですが、上記もしましたが、利用者の家族の立場でものを考えると、どうしても利用者側に有利な話しになってしまいがちですよね。

しかし、自分が介護職員だったらどうなんだろうっていう考えると『このくらい言いたいけれど、やっぱやめとこうかな』っていう気持ちにもなれるとおもうんです。

父と介護施設側のやり取りを見ていると、我慢することが多いのは、介護施設側だとかんじたことが何回となくあったんです。

それって、利用者の家族だから感じられたことでもあるとおもうんですね。

いろんな人の立場になっていろんなことを書いていこうと思っているので、皆さんもいろんな人の立場になって考えていただけると嬉しくおもっています。