2020年03月17日

予定が決まったら早めに相談を・・・

昨日の日記(2020年03月16日)を見た方にすれば、短期入所生活介護施設を利用したい人が全員入れないのかっておもうと・・・

介護度があがった時にショートステイを利用できるか不安に思ってしまう人も多くいるかと思います。

確かに、介護サービスを利用している家族の方と話しをすると・・・

『なかなかショートステイを利用できない』っていう話しを聞くことがあるので、利用者側の気持ちもわかるんですが、今日は、介護の現場の人たちの気持ちになってこんな話しをさせてもらおうかと思います。

デイサービスを利用していながらショートステイを利用したい場合、ケアマネさん自身が担当している施設や、そのたいろんなところから情報をとってくれて対応してくれるので、ほとんど配はないんですが・・・

父の時もよくあった話しなんですが、『明日お願いしたんですが』なんていう急な場合は・・・

介護の世界に限らず、ホテルや旅館でも部屋がいっぱいだとお断りされるのと同じだと考えていただきいたと思いますね。

その他に、前もってケアマネさんにお願いしていたけれど 『その日は難しいと言われた』っていう話しもあります。

担当のケアマネさんが受け持っているショートステイの施設が何か所かあったとしても、他のケアマネさんも同じように何か所か受け持っている場合があります。

場合によってはショートステイの施設がかち合ってしまって、予約でいっぱいということで受けてもらえないって言うことも・・・

なので、出来るだけ早めにお願いする必要があると思っているんですが、私のところもこのことで、父とどれだけもめたことか・・・

確かに予定がはっきりしていなと決められないっていう話しも聞くので、利用者家族の気持ちもわからないわけじゃないんですが、利用したい人はたくさんいるので、とりあえず、予定がわかった時点で早めに相談することをお勧めします。




本日の前続きの日記は2020年03月17日をご覧 ください  


2020年03月02日

途中に人が入るので、話しがまとまらず

2020年02月29日の日記にちょっとしたことで病気になって通院したり入院したりすると、父がかかりつけのA病院と介護施設の間に入ってやりとりをしていたということを書きました。

時には、介護事業所のケアマネさんも聞き取りなどしてくれていたとおもうのですが、かかりつけの病院とお世話になっていた介護施設は直接的な相互関係はないので、。頻繁にお願いするわけにはいきません。

そのため、多くの場合、父が間に入ってやりとりをするようになるわけですが、相手(施設)側に説明するにしても、医学的知識がない父が説明するとなれば、なかなか伝わらないこともあったりしてるんじゃないかなって心配をすることも多く・・・

そんなことを考えているある朝のことでした。

父が母に声をかけても反応しなくなったということで、救急車でかかりつけのA病院に緊急搬送。

確かにいままでも何度か入院したことはありますが、救急車で搬送されるくらいの症状なので、いつもと勝手が違うわけです。

主治医から説明を受けた内容を電話で担当のケアマネさんに話しているんですが、医学的な知識のない父にとっては、主治医から聞いた話しを正確にケアマネさんに伝えることは無理があり・・・

電話を切ったあとのやりとりも、聞き違い、とり違いがあって、なかなか話がまとまらず・・・

結果、認知症と言う症状だけど、今回のように救急を要する事案がまたおこる可能性があるかもしれないということと・・・

その他にも、介護度があがるにつれ、介護をお願いする施設もかわってくるので、介護サービスと医療機関が併設されているところのほうがいいのではないかということで決着。

この緊急搬送のいっけんで、当時利用している介護施設に併設されている医療機関を利用することになったわけですが、症状が悪くなっていくにしたがって、併設している施設を利用することが便利だということを肌で感じることになりました。



本日の前繋がりの2020/02/29日の日記はこちらからどうぞ  


2020年02月29日

義理と人情も大切だけど・・・

かかりつけ医と介護事業者との連携がとりずらいっていう話しを2020年02月28日書いたんですが、細かい話しに行く前に関係があるようなないような話しをすこししたいと思います。

母の介護度が上がって行くにつれ、段々と免疫力も落ちてきて、ちょっとしたことで病気になっては、かかりつけのA病院に通院したり入院したり・・・

そのたびに、父が、かかりつけのA病院と介護施設の間に入ってやりとりをしていたのを見ていた大変だなーって何度思ったことか。

だって、お医者さんから話しを聞いても、専門家じゃないから全部理解するなんて無理なので、病院と、介護施設の間に入って説明をするなんて無理。

じゃあ、お医者さんが、『お父さんだと説明しづらいから私が施設のほうに説明しましょうか』って言ってくれればいいんですが・・・

街のお医者さんで考えてみると、紹介状を持っていった先のお医者さんと、紹介状を持たせた側のお医者さんとのやりとりって、紹介状を書いた側のお医者さんに患者さんを戻すときくらいしかしないと思いませんか?

そう思うと、『私(父)だとよくわからないので、施設のほうには先生のほうからお話してくれませんか』って、お願いしずらいし・・・

だけど、介護施設と病院が同じ系列(併用型)なら、専門的な知識のある人同士のやり取りなので、間違いのないやりとりがが出来るって考えると、父も苦労しなくていいのにっておもうようになったわけです。

そういうこともあって、父に 『いまお世話になっている介護サービスのところなんだけど、病院設備も持っているからそっちに変えたら』 っていう話しを何回もしたことがあるんですが・・・

昨日の日記のように喧嘩になるばかり・・・

確かに、昔の人は、義理と人情っていう言葉を大事にする人たちなので、はじめに見てもらっていたA病院に対して気をつかっているところもあるのかもしれませんね。

ただ、そんな父が、どうして考えを変えたかということについては、次からの日記に書かせていただくこととします。




本日の前繋がりの2020/02/28日の日記はこちらからどうぞ
  


2020年02月28日

介護事業所とかかりつけ医との距離感

昨日の日記に、『デイサービスの次を考えながら』というタイトルを書きましたが、そのことについてもう少しくわしくかきたいと思います。

私の母、認知症で病院に通う前に、別の病気で〇〇〇という町のお医者さんに通っていたんですが、その町のお医者さんで診て貰っていた病気がひどくなったので、紹介状を持って、もう少し大きなA病院に通うことになったわけです。

ということで、町のお医者さんよりちょっと大きめのA病院に通っている時に認知症ということがわかり認知症の認定をとって、このA病院で介護をうけようと思ったんですがデイサービスがない。

こんな話しをすると、『大きな病院なのに併設してなかったの』っておもうも人いると思いますが・・・

母が介護サービスを利用しはじめた頃って、デイサービスといえば、小規模な施設が多くて、病院系列が介護施設を併設しているっていうのは少なかったころでしたし、大きな病院て言っても都会みたいに数多くないですからね。

そのほかにも、デイサービスを提供できる施設を併設していれば、主治医からも話があるはずが、そういう話しもなかったので、自分たちで探したっていうことを考えると、併設してなかったんだろなっていうことでお願いします。

ということで、長々、書いてしまいましたが、母の場合、介護保険を使いだしたはじめの頃は、かかりつけ医と認知症の介護でお世話になった事業所は全く関係がなかったということです

まあ、いろいろとばたばたしながら通うことになったわけですが、母がデイに通いはじめたころは、体調が急変することもなかったんですが、介護度が上がるにつれ、体調が急変することもあり、何度、デイサービスをキャンセルして病院につれていったことか・・・

病院に行った翌日にデイサービスに行くようになっていても、状態がはっきりしないので、デイサービスセンターのほうとしても受け入れに対しては消極的になるのは仕方のないことなので、しばらくの間、自宅介護っていうことも・・・

そんなことが何回か続くと、かかりつけ医と事業所が違うと連携がとりずらくなるってかんじだしたので・・・

父に『母の認知症の治療も▲▲▲所のほうで(介護サービスを受けている系列病院)で見てもらうようにしたら』っていう話しをしたことがあるんですが・・・

『いままでA病院の先生が良くしてくれたのに、どうしてお前はそういうことを言うんだ』と、何度となく喧嘩をしてたんですが・・・

そのうちにいろんなことがあり、母がお世話になった介護事業所に医療も含めすべてお世話になることにしたのですが、長くなるので、続きは明日以降ということで・・・




本日の前繋がりの2020/02/27日の日記はこちらからどうぞ  


2020年02月27日

デイサービスの次を考えながら・・・

デイサービスを選ぶについて、デイサービスだけをしている施設を選ぶか、病院など医療機関が運営しているデイサービスのどちらをえらぶかっていう話しを少し書いたんですが、認知症の場合について少し触れてみようと思います。

結論だけ先に言ってしまうと、ショートステイを利用しやすい環境を持っている施設を選んだ方がいいと思います。

認知症の場合でいうと・・・

以前も書いたことがありますが、認知症の人って、赤ちゃんみたいだとおもうんです。

若いお母さんが赤ちゃんを見なら、若くて体力があるから頑張れるけれど、介護している方も歳をとっているので若い時に自分の子供を見ていたようにはいきませんからね。

最初の頃は頑張って介護しているんだけど、段々、疲れが溜まってくれば、ストレスも溜まり精神的にも爆発寸前・・・

頑張ってはみたもののギブアップしちゃってからショートステイをどうするかっていう話しをはじめる方もおおいって聞いたことあります。

現に、私も父に『ずっと見るのは大変なので、ショートステイにお願いしたら』っていったことがあるんですが・・・

『俺が見るからいい。』って言っていたのが、私が知らない間にショートステイにお願いをするようになってたわけですからね。

かなりきつかったんだと思いますよ。

なんでもそうなんですが、一度、経験をしてしまえば、『なるほど、こういう風にすればいいんだ』とか要領もわかるんだけど、とりえず、介護認定をとって、デイサービスに通うことが目的で動いているので、先のことまではあまり考える余裕ってないですからねー。

今日の日記は、デイサービスを利用するための作業をしている間に次のショートステイのことも頭に入れながら動いてほしいという話しを書いたわけですが、なぜ、このような話しを書いたかということは、長くなるので、次の日記から少しづつ書くことにします。



本日の前繋がりの2020/02/26日の日記はこちらからどうぞ  


2020年01月23日

経験して気づく、要介護者への食事介助

昨日の日記にも書きましたが、私が母におやつを食べさせるようになって思ったことは、ひとりの職員さんが何人もの利用者さんに交互に食事をさせているのは凄いなーって思ったのは勿論ですが・・・

介護士さんたちは、毎日、危険な仕事をしているんだと感じたんです。

というものは、認知症と言っても受け答えができているときなら、『大丈夫』とか『少しはやいかな』ってやり取りができるので、話したり、顔色をうかがったりしがら食事をさせることも出来るとおもうんですが・・・

母のように意思表示が出きない状態だと・・・

どこまでやっていいのかっていう、さじ加減が大変だとおもったのです。

現に、私も母におやつをたべさせながら、毎回、『喉につまらないかな』とか『大丈夫かな』っていう不安の中でたべさせていたことをおもい出します。

こういうことを書くと、あなたは素人で職員さんは何年、何十年と経験を積んでいるから大丈夫っていう人もいるかとおもうんですが・・・

表現できないっていうのは、経験があってもわからないことだってあるとおもうんですね。

例えになるかわかんないんですが、家族にご飯をつくって無言で食べていられたらどうでしょう?

美味しいのか、おいしくないのか不安になりませんか?

例えとして成り立つかわかんないんですが、会話も出来ない、表情も変わらなかったら、どう考えているんだろってわからないこともあるとおもうんです。

そうおもうと、介護士さんたちって凄いなーって思います。
  


2020年01月22日

母におやつを食べさせて思ったこと

ショートスティに何回か行きながら、母におやつを食べさせてあげられたらと思ってはいたんですが、なかなか怖くてできず・・・

職員さんたちが母におやつを食べさせている様子を見て、『なるほど、こんな感じでやっているのか』とおもいながら観察すること数回。

『食べさせてみます』って言ってくれたので、大丈夫かな?と思いながらもチャレンジ・・・

先日も書いたんですが、口が開かなくなったら頬っぺたをトントンすると開くっていう技も見て知っていたので、マネてやってみると・・・

見事に口をあけて、パクッてするし・・・

慣れないこともあり、おやつなのに全部食べてもらうまでに30分くらいかかったような気がしますが・・・

母におやつを食べさせながら思ったことは・・・

私の場合は、母ひとりに付きっきりで食べさせられるんですが・・・

母のように自力で食べられないひとたちがたくさんいるわけで・・・

私のようにひとりの利用者さんにひとりの職員さんがつくなんていうわけにはいかないことを考えると・・・

改めて大変な仕事なんだなーって、思いましたね。
  


2020年01月21日

何もしてあげられず・・・

2020年01月18日に書いた続きになります。

食事やおやつの時に口をあけてくれない場合、頬っぺたをトントンすると口をあけて食べてくれるという話しを書きましたが、その続きです。

おやつや食事の時には助かるんですが・・・

実は、母のところに面会に行ったときに、『お母さん元気』って言って、スキンシップの意味で頬っぺたをトントンしても口をあけてしまうんです。

しかも、何か食べさせてくれるのかとおもって嬉しそうに口をあけるんですよ・・・

気持ちはわかるんですが、やたらに食べさせるわけにはいかないので、なにもしてあげられず・・・

『まだ時間じゃないからないよ』って言ってもわかってもらえるはずもなし・・・

どうしたらいいかとおもっている間も、何度か口をあけたり閉じたりしている母・・・

そのうちに貰えないってわかるのか、凄い顔して怒っていることがあるんですね。

そんな顔を見ながら『かあちゃん、ごめんね』っていうしかないのは辛かったですね。
  


2020年01月18日

母が食べない時のおまじない

昨日の日記に『息子には反応しないのに、食べ物になると反応してしまう』という内容のことを少し書きましたが、その続きです。

ショートスティでお世話になっている間、会話はままならなかったけれど、それでも少しは反応していたころのことです。

おやつやご飯を食べるとき、、口元にスプーンなどをもっていくと自然に口を開けてくれるので、そのあいた口にスプーンを入れるとパクッとしてくれるんですが・・・

ただ、認知症なりに食事なんだってわかっていても、時々、回線が途切れてしまうんでしょうか・・・

食事をしていることを忘れてしまったり、口を開けないと食べられないっていうことが考えられなくなって口元に持っていっても口を開けてくれないことがあるとのこと。。

こうなると、当然、食事をすることが出来なくなるわけで・・・

だけど、無理やり口に押し込むっていうわけにもいかないし・・・

だからと言って、食べてくれるまで待つっていうわけにもいかないし・・・

じゃあ、どうするかっていう話しになるんですが・・・

そこが百戦錬磨の介護さん。

食べてもらえるようになるにはどうするればいいかっていう引き出しはいっぱい持っているはずなので、いくつも出していったんでしょうね。

そのなかで母に有効だったのが、口が開かなくなった時に頬っぺたをトントンする方法だったようです。

こんな話しを書くと、『そんな~』っておもうひといるんでしょうね。

実は、母におやつを食べさせてるときに、いきなり食べなくなったことがあり、『お母さん、おやつだよ』と言っても、ガンとして口を開けず・・・

困っていたら、職員さんが『頬っぺたをトントンしてごらん』ていってくれたので頬っぺたをトントンすると・・・

おまじないにでもかかったように、口を大きくあいてくれるんですよ。

おもわず『すげー』って関心しちゃいました。

他にもいろんな方法を使ったりしていましたが、この頬っぺたトントンはかなり有効でしたね。

私にすれば母ひとりなんですが、職員さんにすると、何人もの利用者さんのひとりひとりの個性や癖も観ながら接していかなければならないし、利用者さんが楽しい生活を送っていけるように努力をしているのを見て、感動するばかりでした。