2020年07月31日

夜中や朝方を考えると大変な介護業界

昨日の日記に介護士さんは介護以外にもいろんなことをしていかなきゃならないっていう話しの一部を書きましたが、皆さんはどうおもったことでしょう。

私は、大変だなーって思っています。

食事の関係でとくに大変だなって思ったのは朝食の時です。

昼食や夜食は日勤の介護士さんが何人かいるから仕事の分担ができるけれど、夜勤がひとりなんていう話しもあって・・・

そうなると、朝ご晩作っているあいだにも、利用者さんの介助もしなきゃならないわけですからね。

言い方が悪くていけないと思いながら書かせてもらいますが・・・

考え方を変えると、朝方、小さな子供が何人も一度に『おしっこ』って言ったり、寝ぼけて泣いている子供をあやしながらご飯づくりしてるのと一緒ってことですもんね。

まあ、小さな子供が何人かいる家庭のお母さんだってやってんじゃんと言われればそうなんですが、やっぱり一度に見る人数が違うとおもうんですよ。

いろいろ言ってみたところで、利用者と介護士の比率で考えると、夜中は介護士がひとりでいいっていう比率になるんでしょうが、2人にできないのかなっておもってしまうんですね。

確かに経営者の立場からすると、ひとりでいいならひとりでお願いしますねっていう話しになってしまうのも仕方のないことで・・・

じゃあ、どうすれば2人にできるかっていう話しになるんですが、簡単に言ってしまうと施設に入る金額が多くならないとだめってことなんですよね。

そうなると、利用者負担が多くなるか、いま以上に税金の投入が必要になってくるってことですもんね。

なにがいいかっていう即答は出ませんが、金銭的なことは勿論なんだけど、精神的な負担を減らしていかないと介護士さんたちは増えていかないような気がします。
  


2020年07月30日

介護士 時々 調理師 時々 栄養士・・・

介護施設には、デイサービスという通所型と、ショートステイや、特養(老健)のように宿泊型があるという話しは以前したことがあります。

実は、私がホームヘルパーの実習に行った宿泊型施設ですが、その日の介護士さんのひとりが食事をつくることになっていたんですね。

正直、その食事当番をしている人を見て『もし私が食事を作るようになったら、やれば慣れるかもかもしれないけれど、普段やっていないから介護の仕事はちょっと無理かな』って思ったことを今でも覚えています。

じゃあ、当時といまではだいぶ時間がたっているので、どうなんだろうって思って話しついでに聞くことがあるんですが、現在でも介護士さんが食事を作る事業所がかなりあるとのこと。

確かに、普通食の人もいれば、ミキ―サーでつぶさないと喉につかえて危ない人など、いろんな人がいるため状態を把握している介護士さんが作るっていうのはわからないでもないけれど・・・

『ただでさえ、人が足りないと言われているのに、食事当番でひとが抜けたら、もっと足りなくなるのに』って思っちゃいましたね。

しかも、自分の調理当番の日の献立まで自分で作成しないとならない事業所もあるとのこと。

もちろん、当番の日に献立を立てて食事をつくるっていうわけにはいかないから、数日前から何にするか考えなきゃいけないわけなんですが・・・

ひとりで1か月の献立を作るならダブらないように献立を考えることはできるけれど、栄養士さんが何人もいるのといっしょですからねー。

自分が考えていた献立を先に作られてしまったなんてことだってないわけじゃないし・・・

そうなると、また献立の作り直しをしなきゃならなくなるわけで・・・

いろんなことを考えたら、介護士さんにかかる負担て凄いですね



(注)
同じ宿泊型施設であっても、経営方針が違うので、すべての宿泊型施設において、介護職員さん達がこのような作業をしているということではないことをおことわりしておきます。
  


2020年07月29日

やっぱり介護さんの仕事って大変だよ

昨日の日記をみた方はどう感じたことでしょう。

『介護士と言っても、人の生死にかかわる仕事で大変だな』っておもう人がいれば・・・

『介護士が少ないからって、預かってる以上、ほっといていいわけないでしょ』っていう意見など、いろんな考え方があるとおもうんです。

じゃあ、私はどうおもうかって・・・

あくまで、母を見ていただいた時の気持ちで話しをさせてもらうとすれば・・・

母が介護4になり、話しかけても受け答えができなくなり、ショートスティにお世話になった時に、何度かおやつをたべさせたことがありました。

正直、喉に詰まらすんじゃないかと思って怖かったことを覚えているし、飲み込む力が弱くなったと感じてからは、おやつを食べさせるのが怖くなってやめました。

そうおもうと、介護士さんたちは喉に詰まらせないようにどれだけ神経を使っているかって思ったことか。

だけど、そんなプレッシャーの中、介護士さんは平行して何人にもおやつを食べさせてて凄いなーっておもうばかり。

こういうことを書くと、『じゃあ、人が亡くなってもいいのか』って言われるかもしれませんが、けしてそういうことをいうつもりはないけれど、自分で食べられる人だって、いつ詰まらせるかわかんないじゃないですか。

そんな危険と常に背中合わせに頑張っている介護士さんで凄いなーって思うんですね

今回の件に関しても、なにがよくて何がいけないかっていう判断て、ひとによって違うから難しいけれど・・・

この件を機会に、介護業界でいろいろ問題になっていることを行政や設施設は勿論、利用者家族もいろいろ考えなおす、いい機会になってくれればいいかなって思います。


(追記)ここに書いたことがすべてではなく、いろいろ感じたことの一部でありけして、忙しいならしかたがないという意味で書いたわけではないことをお断わりしておきます。  


2020年07月28日

署名した多くのひとの想いが・・・

2013年12月に長野県安曇野市の特別養護老人ホームで入所者の女性(当時85歳)がおやつのドーナツを食べた直後に気を失い、約1カ月後に亡くなった事件で・・・

一審判決は、食事介助にあたった准看護師(59)が、ドーナツでのどを詰まらせたことで窒息になったと認定。女性に与えるおやつは事件の6日前にドーナツからゼリーに変更されており、山口被告にはこれを引き継ぎ記録で確認しなかった過失があると指摘。

その判決を受け、本日(7/28日)東京高裁に控訴して行われた控訴審裁判の判決ですが・・・

罰金20万円の有罪判決としした一審判決を破棄し無罪とのこと。

無罪の内容に関しては・・・

女性は嚥下障害がなく、ドーナツによって窒息することは予見することはできず、山口被告人にはおやつの形態を確認すべき義務はないとして一審の過失を否定したことが大きな理由とのこと。

なぜ、この話題を取り上げたかということに関してですが、文書で書くとなかなか言いたいことが伝わらなかったりするので差し控えさせていただきますが、皆さんにもいろんな意味で考えていただきたいと思って日記にさせていただきました。

また、この件に関しての関係資料が記載されているサイトを記載してあるので見ていただきながら、介護について考えていただけたら幸いです。


今回の件に関する各種資料
集中 Medi Comより借用
ドコモ記事より借用
ヤフーニュースより借用
ヤフー記事の場合、一定期間、時間がたつと見れなくなることがあります。

YouTubeアドレス
特養あずみの里刑事裁判を知ってください。介護の未来がかかった裁判です! - YouTube
上記のビデオは、いままでの流れについて説明をしているビデオなので、見てほしいです。

【介護】日本中の介護現場が注目。ベテランに有罪判決、特養ドーナツ事件。外岡弁護士解説 - YouTube
上記アドレスは、今回の件に関して、第三者の意見を収録したビデオになっています。 

各項目をクリックしていただければ、リンク先が開きます。 
  


2020年07月27日

みなさんのおかげです

昨年の5月から書きはじめて、1年と2か月ほどかかり、昨日で365本目の日記になりました。

日記の内容としては、お見苦しい限りで申し訳ないんですが、見ていただきありがとうございます。

大腸癌に関しては、自分の経験をもとにお話しさせていただくことが多いんですが・・・

介護に関しては、母のことを思い出しながら書いているんですが、なかなかわからないことも多く、ネットから引っ張って書くこともおおかったなーって思ったり・・・

介護をしている知り合いに『こんなこと書いてあったけど、どうなの』って聞いて・・・

『これこれしかじか』って教えてもらったのを参考に、母の時はどうだったんだろうって思いだしながら書いていたので自分よがりな日記になってすいません。

私の日記がどれだけ皆さんの参考になるかわかりませんが、少しでもお役に立てる日記になればと思ってこれからも書いていこうと思っていますので、よろしくお願いします。

それと、いつもいきなり電話して長話につきあってくれてる介護士の〇〇〇さんと〇〇〇〇さん。

わけのわかんない質問をしてるのに、いろいろ教えてくれてありがとう。

これからもよろしくお願いします。とお礼を言ってはみたけれど・・・

実は、ここのサイトで書いているを知らせていないので知らないんですよ。

だから、思いっきり書けているんですが・・・

もし書いているのを知ったら『もう少し文章うまく書けよ』とか『ネタ提供したんだからおごれよ』なんて言われそうなんで黙っていることにするとして・・・

皆さんに優しく見守って頂いているおかげで続けて書けることに感謝しながら、筆不精の私がいつまで頑張って書けるかわかりませんが、書いていこうと思います。
  


2020年07月26日

元気だけど、どこで線引きをするか

蛭子さんの認知症について書かせてもらいましたが、もう少しかかせていただきます。

今回の蛭子さんの場合・・・

それまでも物忘れがひどかったそうなんですが、病院での検査では簡単な計算ができなかったり・・・

「洗濯カゴの中の衣類を見て私が倒れていると思って叫んだりする」という検査に付き添った奥さんの話しなどから・・・

妄想や幻視といった精神症状が起こる可能性があるレビー小体型認知症とアルツハイマー型認知症の合併症と診断されたようですが・・・

蛭子さんは「(仕事を)できなくなったらしょうがないけど、できる間はずっと続けていきたい」とコメントしたとのこと。

言い方が悪いかもしれませんが、認知症の診断がでたとはいえ、生活するうえではほとんど自分でできるわけですからいまは大丈夫。

出来ることは、蛭子さん本人にどんどんやってもらう世にしていいと思いますが・・・

いつかは、自分でできなくなることが多くなっていくとおもうので、そうなったら、人の手を借りる生活に変えていけばいいとおもうんですが・・・

実は、その生活習慣をいつ変えていくかって言うのを、母を見ていてどれだけ難しいとおもったことか。

蛭子さんの場合は、かなり早期の段階で認知症だとわかったことはよかったとおもうのですが・・・

ただ、これから大変なのは、なにをどこまで自由にさせていいのか、どこまで制限していいのかっていうのを決めるタイミングが難しいとおもいますね。

だけど、あまり考えすぎちゃうと疲れてしまうので、あまり考えすぎず、気負わず、寄り添っていてあげてほしいと思うけれど、母の時のことを考えたら気負わずって言うのは大変かな・・・
  


Posted by  熊吉 at 21:28Comments(0)軽度の認知症認知症

2020年07月25日

蛭子能収さんが認知症・・・

蛭子能収さんが2020/7/9日放送のテレビ東京系「主治医が見つかる診療所2時間スペシャル」に出演し、認知症治療の専門病院を受診して検査や奥さんの話し等を聞いた結果・・・

レビー小体型認知症とアルツハイマー型認知症の合併症と診断された。というニュースが出ていて、この件に関して日記を書きたかったのですが、どうかこうかと悩んだすえにひとまず保留。

テレ東で2019/12/25日放送済みの「太川蛭子のバス旅2019最終回」(1泊2日、郡山から銀山温泉まで)という番組を2020/07/25日にNBS長野放送でやっていたのをたまたま観ていたので、その時の蛭子さんの行動や言動をみての感想を少し書こうと思います。

ということで、蛭子さんが認知症であるという前提でバス旅を観ていると、『やっぱり認知症が絡んでいるのか』って思いながら観ていましたが・・・

認知症だってわからなければ『毎回、何をぼけたこと言ってるんだよ』とか『太川さんの話しをちゃんと聞けよ』っていう気持ちで観ていたと思います。


ただ、母はどうだったんだろって思いだすと、まさに今日のバス旅の番組の蛭子さんにそっくり。

蛭子さんの場合、たまたま番組の企画で認知症ってわかってよかったとおもいますが・・・

認知症の母を観ていた経験者からすると、蛭子さんが認知症だからおかしなことを言っているとおもうこともなく、ギャグでやってるのかくらいの気持ちで観ていたので、今日も観ながら、認知症せい?それとも老人ボケ?のどっちなのって何回おもったことか。

お医者さんなんかに言わせると、もっと早く治療すれば進行が遅くなったのにって言われることがあるという話しを聞くことがあるんですが、初期って見つけるの本当に大変だと私は思います。

(注)
『主治医が見つかる診療所』と『「太川蛭子のバス旅2019』の収録日に誤差が生じていることと、母と蛭子さんの認知症の原因が違うことや、認知症の進行度も人によって異なるので一概に比較することはできませんが、認知症の家族をみてきた者のひとつの考えとして聞いていただければ幸いです。


  


Posted by  熊吉 at 21:51Comments(0)軽度の認知症認知症

2020年07月24日

『Go Toトラベル』が始まっちゃったけど・・・

7/22日から「Go Toトラベルキャンペーン」始まっちゃいましたねー。

いろんなSNSで『なんでこんな時にやるんだ』っていう書き込みがいっぱいなんですが国民の声は政府には届かず。

しかも、このGo Toトラベルキャンペーンなんですが・・・

「週刊文春」の取材によると自民党の某お偉いさんのゴリおしからはじまったんじゃないかっていう話しもあるようで・・・

もう少し簡単に言うと、国会議員と旅行団体の大人の事情ではじまつたっていうところらしいんですが・・・

7/22日からやるならやるでいろいろ決めてからやらなきゃいけないのに、割引の取り扱い事業者や割引が使えるホテルや旅館も決まっていないから実際に割引になるかわからない状態での見切り発車。

そのうえ、新型コロナの感染者数をみると、あちこちの県で最高感染者数になってるっていうのに大丈夫か~っておもっちゃうんですけど・・・

この4連休がおわった後の2週間後に爆発的に増えたらどうすんでしょうね。

  
タグ :新型コロナ


Posted by  熊吉 at 21:50Comments(0)★新型コロナ

2020年07月23日

残念ですが サマーナイト花火は中止になりました

6月の時点では、サマーナイト花火は行うという発表がありましたが、今日の地方新聞に中止するという記事が載っていました。

地元人としては、6月の発表の時点で嬉しいのが半分、やって大丈夫かって不安が半分づつでしたが、今日の新聞に中止っていう記事を見て残念と言うより、ほっとしたというのが正直な気持ちです。

というのも、このGoToトラベルが始まる前から全国的に感染者数が増えてきて、国民感情からすると延期という雰囲気が高まってる中、永田町の事情で実施されたわけで・・・

確かに全国各地から多くの旅行者がきてもらうのはいいけれど、感染リスクを考えたら観光事業者や観光旅行に来ようと思っている人たちには申し訳ないけれど『遠慮してほしいな』っておもっていた県民も多いはず。

ただ、勘違いされては困るんですが、コロナに感染した人が悪いって言ってるわけじゃないのはわかってくださいね。

私の住んでいる市も人口が5万にくらいの小さな市ですが、いまだに感染者が出ていないのでホッとしていますが、いつ出るかもしれないとか、ひょっとしたら俺が一番目の感染者になるかもって考えたら、自粛解除になってもうろうろするのは抑え気味にしてるので、そりゃー、ストレスたまりますわ。

だけど、自分がかからないためにどうするかって考えたら『自粛解除になったから好きにしていいや』って言うことじゃないような気がするんです。

そう考えると、まだ感染者0人の岩手県なんて、このGoToトラベルがはじまったことで、いままで以上にピリピリしてるんじゃないかっておもうと大変だなーって思っちゃいますよね。
  
タグ :新型コロナ


Posted by  熊吉 at 21:56Comments(0)★新型コロナ