2020年02月28日

介護事業所とかかりつけ医との距離感

昨日の日記に、『デイサービスの次を考えながら』というタイトルを書きましたが、そのことについてもう少しくわしくかきたいと思います。

私の母、認知症で病院に通う前に、別の病気で〇〇〇という町のお医者さんに通っていたんですが、その町のお医者さんで診て貰っていた病気がひどくなったので、紹介状を持って、もう少し大きなA病院に通うことになったわけです。

ということで、町のお医者さんよりちょっと大きめのA病院に通っている時に認知症ということがわかり認知症の認定をとって、このA病院で介護をうけようと思ったんですがデイサービスがない。

こんな話しをすると、『大きな病院なのに併設してなかったの』っておもうも人いると思いますが・・・

母が介護サービスを利用しはじめた頃って、デイサービスといえば、小規模な施設が多くて、病院系列が介護施設を併設しているっていうのは少なかったころでしたし、大きな病院て言っても都会みたいに数多くないですからね。

そのほかにも、デイサービスを提供できる施設を併設していれば、主治医からも話があるはずが、そういう話しもなかったので、自分たちで探したっていうことを考えると、併設してなかったんだろなっていうことでお願いします。

ということで、長々、書いてしまいましたが、母の場合、介護保険を使いだしたはじめの頃は、かかりつけ医と認知症の介護でお世話になった事業所は全く関係がなかったということです

まあ、いろいろとばたばたしながら通うことになったわけですが、母がデイに通いはじめたころは、体調が急変することもなかったんですが、介護度が上がるにつれ、体調が急変することもあり、何度、デイサービスをキャンセルして病院につれていったことか・・・

病院に行った翌日にデイサービスに行くようになっていても、状態がはっきりしないので、デイサービスセンターのほうとしても受け入れに対しては消極的になるのは仕方のないことなので、しばらくの間、自宅介護っていうことも・・・

そんなことが何回か続くと、かかりつけ医と事業所が違うと連携がとりずらくなるってかんじだしたので・・・

父に『母の認知症の治療も▲▲▲所のほうで(介護サービスを受けている系列病院)で見てもらうようにしたら』っていう話しをしたことがあるんですが・・・

『いままでA病院の先生が良くしてくれたのに、どうしてお前はそういうことを言うんだ』と、何度となく喧嘩をしてたんですが・・・

そのうちにいろんなことがあり、母がお世話になった介護事業所に医療も含めすべてお世話になることにしたのですが、長くなるので、続きは明日以降ということで・・・




本日の前繋がりの2020/02/27日の日記はこちらからどうぞ  


2020年02月13日

施設から帰ってくるときにも無茶ぶり

利用者家族の都合で、介護施設に送っていく時間帯にいろいろ問題がおこるいち例をかきましたが、介護施設センターが利用者を家に送り届ける時間帯にも問題が起こる可能性があります。

さて、どういうことが起こるかというと・・・

我が家の実例で話したいと思います。

ショートスティや特養など、宿泊ができるところなら職員さんたちが1日中、常駐しているわけですが、デイサービスセンターの場合は、何時から何時までというように営業時間がきまっているので、この営業時間が決まっていることが今日の問題の中心になるのです。

突発的な出来事が起きてディサービスセンターが利用者宅に送って行く時間に父が家にいない場合もあります。

その場合、家でのお迎えが出来ないので、時間外になるけれど利用者家族が迎えに行くまで預かってほしいということがおきます。

まあ、ここの部分だけ読むと、お父さんにも突発的なことがおこったりするからってしかたないじゃん。ていう人もいることでしょう。

もちろん私もそこのところは理解はしているんですが、父に『出来るだけ、時間外にはお世話にならないようしないと』っていうと・・・

『預かってくれるっていうんだからいいじゃないか』っていうんですね。

まあ、親子喧嘩の中での会話なので、こういう言い方は仕方ないとおもいながら『それは違うだろ』って何回おもったことか・・・

他の日記にも書いていますが、どうしても、お客さん(ここでは利用者家族)のほうが強くなる傾向があるので、施設側としてはなかなか『ちょっと勘弁してください』っていうことは言いずらいところもあるはず。

言っていることはわからないでもないんですが、みんながみんなそんな無茶ぶりばかりしていたら、介護士さんだって嫌になってなり手がいなくなっちゃうように思いませんか?

母の介護状態を見ていて、お願いする側(ここでは利用者)も、お願いされる側(ここでは介護施設)に感謝をし、対応していかなければならないとつくづく感じたしだいです。


追伸
日記には、突発性の用事で対応できないからという内容になっていますが、実は、前々から予定があって、自宅での対応が難しいってわかっていているのに、当日になって、「ちょっと遅くなるのでお願いします』というような無茶ぶりをすることも起きていたので、皆さんにも考えていただきたいと思い、日記にさせていただきました。
  


2019年10月14日

ひとりで悩まず相談しよう

昨日の日記に、市役所の福祉課などに行って相談するとか、いろんな方法があるけれど、という話しを書きました。

確かに、どうしたらいいか不安でいっぱいの人にとっては、まさに駆け込み寺的な存在だと思いますが、最終的な判断は、医者に行って診てもらうことが必要になってくるので、じゃあ、どうすればいいのっていう話しになるわけで・・・

こういう書き方をすると、なかには、じゃあ、福祉課みたいな介護関係の課なんていらないじゃん。ていう人がいるんですが、利用の仕方次第では非常に頼りになるところででもあるんです。

私の場合は、たまたま知り合いに介護をやっている方が何人もいたので、その方に直接話しを聞いてもらい、その方々のアドバイスに沿って動いたので、スムーズにことが運びましたが、なかには、周りに介護関係の仕事をしている人がいないという方もいるとおもうんです。

そうなると、認知症に対しての情報が手に入らないので、どうしていいかわからなくて右往左往してしまうってことあるとおもうんです。

そういう方は、市町村の福祉課など、福祉に関する課に「これこれしかじか」相談に行って話しをすれば、「医者に行くにはこうしたらいい」とか「こういう状態ならこういうふうにしてあげてみたら」とか、いろんなことを教えてもらうことができるのことで、ひとりでどうしようって考えてアタフタしているより、心にゆとりができるようになるのではないかとおもうことがあります。

それと、現在、認知症かもしれないという家族がいる方は「もし、おじいちゃんorおばあちゃんが認知症で無かったら恥ずかしいし」、とおもって相談に行くのをためらっている方がいたら、ひとりで悩んでいるより、一度、相談に行きましょう。

認知症で無ければ、それで良しとおもえばいいじゃないですか。

逆に認知症だったら、いろんなことを聞いて、早い対処をしてあげられれば、症状の進行を遅くできたりすることも可能なので、ひとりで悩むより、いろんな人に相談することが解決の早道に繋がると思います。
  


Posted by  熊吉 at 18:31Comments(0)介護認定まで

2019年10月13日

医者通いをしていない人はどうする

医者通いをしている人の場合は、医者通いをしていない人に比べて事がスムーズにことが運びやすいということを書きましたが、とくに、いままで医者通いをしていな人の場合、どうしたらいいかっていう話しがあるんですよね。

例えば、市役所の福祉課に行って相談するとか、いろんな方法があるって聞くんですが、結局は、福祉課の人が来て、いろいろ尋ねたり、医者に行って診てもらうように勧めるなど、お医者さんに行くという前提で話が進むことがおおいようです。

ということは、結局「なんで医者に行かないといけないんだ」っていうやりとりになってしまうケースも多いと聞くことことがあります。

じゃあ、どうするんだ。ということになるわけですが・・・

これから書くことは、あるかたと話していた時に出た話で、実際にやってみたら偶然とはいえ、うまくいったというので紹介したいと思います。

登場していただくのは、現在78歳の男性Aさん。

家族がAさんの行動や言動がおかしいと気づいたのが、76歳の時だそうです。

ただ、このAさん。
元気いっぱいでほとんど医者にもかかっていないというので、医者に連れていくにも大変。

そうです。
場合よって、「なんで医者にいかないといけないんだ」って意固になっちゃう可能性がありますからね。

そこで家族会議をして考えだしたのが「おじいちゃんも高齢だから、たまには健康診断(精密検査)をしましょう。」という作戦をたてたそうです。

確かに、普段、医者に行かない人になら使えるかもしれませんね。

あとは、健康診断(精密検査)の項目によって、いろんな検査項目があるので、どこまでするのかにもよりますが、別に認知症の疑いがあるかないかの診察もしてもらえばいいことだとおもうので、ありかもしれませんね。

実際、Aさんの場合、血圧が高いというのがわかり、医者通いをすることになったわけで、家族からすると認知症の疑いがあるのかが心配だという話しもしながら、血圧と認知症の経過観察をしながら来院をしているようですが、いまのところ、認知症に関しては問題はないだろうという話しだそうです。

ただ、血圧に問題なかったら認知症に関してはどうするんだろうっていう話しなってくるわけですが、それを言われると言いようがないんですが、これもひとつのきっかけということで考えていただければさいわいかと・・・

家族の方と話しをすると、偶然とはいえ、血圧の治療もでき、認知症の経過観察もしてもらえるようになったことだけでも、これから先を考えると安心できるようになったと話してくれました。

2019年10月11日の日記にも書きましたが、認知症への第1歩の、どうやって病院に連れていくかっていうのが、ほんと、大変なんだと思いますね。




 2019年10月11日の日記はこちらからご覧いただけます。 


  


Posted by  熊吉 at 20:53Comments(0)介護認定まで

2019年10月12日

かかり付け医があるか無いかで発見は違う

認知症の認定には、お医者さんの診断が必要になるので、医者に行く必要があるということを書きましたが、とくに、いままで医者に行っていない人に「医者に行ってみようよ」と言っても、「病気でもないのに何で医者に行かないといけないんだ」って喧嘩になっちゃいそうですよね。ということを書きました。

では、母の場合はどういう経過で認知症の診断がでるようになったかということについて書いてみたいとおもいます。

母の場合、まず膝が痛いということで街のお医者さんに通っていました。
この時はまだ、認知症の症状が無いときでした。

何年か通っているうちに、かかり付けの先生が、母の言動や行動がちょっとおかしいということに気づき、総合病院で膝の検査をしましょう。ということにして紹介状を持って総合病院へ行くことに・・・

膝の検査をどういう話しから頭部の検査に変えたのかについては覚えがなくていけないんですが、頭部の検査や問診など、いろんな検査をしたところ、認知症だという診断がでたわけです。

たまたま母の場合は、診療科目が違うのにも関わらず、対応していただけたことは有り難いことですが、いまになっておもうと、膝で紹介状を持っていったのに、頭部の検査をしたことに疑問を持たなかった母のことを考えると、この頃から、すでに認知症の初期症状(俗にいう、まだらボケ)があったんだとおもいますが、普段、話していると、そんなに気にならなかったか、気づくのが遅かったまかもしれません。

こういう話しをすると、診療科目が違うのにっていう人がいます。

確かに診療科目が違うんですが、かかり付け医と言うと、長いお付き合いの中で信頼関係ができているので、いろんな話しができる環境でもあるとおもうんです。

母の場合は、診療科目が違うけれど、気にかけていただいた結果、にんちしょうということがわかったわけです。

そう考えると、「こんなこと言っていいかな」とおもわずに、おかしいとおもったら相談してみるのもいいのではないかとおもいました 。

  


Posted by  熊吉 at 22:31Comments(0)介護認定まで

2019年10月11日

病院に連れて行くのは難しいぞ

昨日の日記に、いままで我慢していた揚げ物を少しだべたという内容を書きましたが、少しづつ食べていけるようにとになったので、ひと安心。

また、なにかしら変化が起きたら日記にすることとして、今日からしばらくの間は、母の経験をもとに認知症について書こうとおもいます。

いままでは、こういう症状が出ると認知症の可能性が大きいという話しをしてきました。

ただ、最終的には、お医者さん行って、お医者さんが「認知症です」という診断を出さないと介護保険は使えないんですよね。

じゃあ、医者に連れて行って診てもらえばいいじゃん。という方が結構いるんですが、そう簡単にはいかないという話しを耳にすることがあります。

大きな理由としては、認知症の場合、本人が認知症っておもっていなくて生活しているひとも多いと言われています。

そんな状態の人に認知症かもしれないから医者にいこうよ。と言っても行くひとってほとんどいないとおもうんですね。

じゃあ、しばらくほっておいて、本人の判断能力が衰えてから医者に連れて行けばいいかっておもいますよね。

そうなったら、認知症が進んでいる可能性があり、手遅れになってしまうことも考えられるので、それはそれで困っちゃいますよね。

そう考えると、どうやって医者に連れて行くかっていうことが大きな課題だと私はおもうので参考になるかわかりませんが、母はどうやって医者に行き、介護認定をとったのか、そのことについて次回から少しづつ触れていきたいとおもいます。
  


Posted by  熊吉 at 19:46Comments(0)介護認定まで