2019年10月13日

医者通いをしていない人はどうする

医者通いをしている人の場合は、医者通いをしていない人に比べて事がスムーズにことが運びやすいということを書きましたが、とくに、いままで医者通いをしていな人の場合、どうしたらいいかっていう話しがあるんですよね。

例えば、市役所の福祉課に行って相談するとか、いろんな方法があるって聞くんですが、結局は、福祉課の人が来て、いろいろ尋ねたり、医者に行って診てもらうように勧めるなど、お医者さんに行くという前提で話が進むことがおおいようです。

ということは、結局「なんで医者に行かないといけないんだ」っていうやりとりになってしまうケースも多いと聞くことことがあります。

じゃあ、どうするんだ。ということになるわけですが・・・

これから書くことは、あるかたと話していた時に出た話で、実際にやってみたら偶然とはいえ、うまくいったというので紹介したいと思います。

登場していただくのは、現在78歳の男性Aさん。

家族がAさんの行動や言動がおかしいと気づいたのが、76歳の時だそうです。

ただ、このAさん。
元気いっぱいでほとんど医者にもかかっていないというので、医者に連れていくにも大変。

そうです。
場合よって、「なんで医者にいかないといけないんだ」って意固になっちゃう可能性がありますからね。

そこで家族会議をして考えだしたのが「おじいちゃんも高齢だから、たまには健康診断(精密検査)をしましょう。」という作戦をたてたそうです。

確かに、普段、医者に行かない人になら使えるかもしれませんね。

あとは、健康診断(精密検査)の項目によって、いろんな検査項目があるので、どこまでするのかにもよりますが、別に認知症の疑いがあるかないかの診察もしてもらえばいいことだとおもうので、ありかもしれませんね。

実際、Aさんの場合、血圧が高いというのがわかり、医者通いをすることになったわけで、家族からすると認知症の疑いがあるのかが心配だという話しもしながら、血圧と認知症の経過観察をしながら来院をしているようですが、いまのところ、認知症に関しては問題はないだろうという話しだそうです。

ただ、血圧に問題なかったら認知症に関してはどうするんだろうっていう話しなってくるわけですが、それを言われると言いようがないんですが、これもひとつのきっかけということで考えていただければさいわいかと・・・

家族の方と話しをすると、偶然とはいえ、血圧の治療もでき、認知症の経過観察もしてもらえるようになったことだけでも、これから先を考えると安心できるようになったと話してくれました。

2019年10月11日の日記にも書きましたが、認知症への第1歩の、どうやって病院に連れていくかっていうのが、ほんと、大変なんだと思いますね。




 2019年10月11日の日記はこちらからご覧いただけます。 





同じカテゴリー(介護認定まで)の記事
 介護事業所とかかりつけ医との距離感 (2020-02-28 21:25)
 施設から帰ってくるときにも無茶ぶり (2020-02-13 20:55)
 ひとりで悩まず相談しよう (2019-10-14 18:31)
 かかり付け医があるか無いかで発見は違う (2019-10-12 22:31)
 病院に連れて行くのは難しいぞ (2019-10-11 19:46)

Posted by  熊吉 at 20:53│Comments(0)介護認定まで
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。