2019年12月06日

コーヒー飲んだどー

昨日、手術してから、はじめてコーヒーを飲みました。

いままで日記を読んで頂いている方にとっては、手術をしてから4ヶ月半ほどたっているし、油物も食べてたりするから大丈夫だろうっておもっている方もいるとおもうんですね。

私も術後、4ヶ月になった頃から、飲んでもいいかなって思ったりしてたんですが・・・

実は、コーヒーをやめてた理由は、糖尿病のことが引っかかっていて飲むのをためらっていたんです。

普段、コーヒーを飲むときは、インスタントでも豆をひいたのでも基本的にはブラックで飲むことが多いのですが・・・

大腸の手術をしているので、ブラックだと腸にたいしての刺激が強すぎないかって考えると、砂糖を入れた方がいいのかって考えていたんです。

ただ、そうなると、糖尿病があるので、砂糖を入れるのはまずいかもって考えると、我慢するしかないかっていうことでやめてたんですが・・・

では、どうして昨日、飲むことになったかというと・・・

時々、おじゃまする知り合いの家に行くことがあるんですが、コーヒーの好きなご夫婦で、いつもすすめてくれるんですが「もうちょっと我慢するんで」と言ってお断りしてたんですね。

昨日も、久しぶりに行ったら、丁度、ご夫婦で飲んでいて、いい香りがしてるじゃないですか。

「一緒に飲む」って聞いてくれたんですが、不安から一度はお断りしたんですが・・・

「飲めなきゃ、残せばいいよ」っていってくれたので、つい「はい」って返事をしちゃったんです。

久々のコーヒー、おいしかったですよ。

コーヒーをいただきながら、普通なら、「コーヒー飲む」って聞いても、いつも断っていたら、そのうちに聞かなくなるだろうっておもうんですが、おじゃまするたびに「コーヒー飲む」って聞いてくれたご夫婦。

きっと、自分じゃ飲む機会が掴めないから、機会をつくってくれたのかもしれないとおもうと感謝ですね。

糖尿病のこともあるし、腸への負担のこともあるので、このご夫婦の言葉がなかったら、まだコーヒーは飲んでいなかったかもしれません。

飲めるようになったのはいいけれど、ホドホドにしながら楽しいティータイムをすごしていきたいと思います。
  


2019年11月18日

術後の症状の続きは明日からにさせていただきます

10月の症状に関して振り返らないといけなかったんですが、駅伝の話しで、俄か駅伝ファンがつい熱く語ってしまいすいません。

確かに、トラック競技も好きなんですが、やっぱり、襷を繋ぐんだというひとつの目標に向かって、選手みんなが頑張っている姿っていいと思いませんか?

そう思うと、熱く語ってしまいました・・・

そんなわけで、11/24日には第39回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 (クイーンズ駅伝)だったり・・・

12月の全国中学駅伝や高校駅伝や全日本大学女子選抜駅伝競走や・・・

1月の実業団のニューイヤー駅伝や箱根駅伝や都道府県対抗男女の駅伝などの前後は、こんな日記になってしまいますが、ご理解いただければ幸いです。

ということで、10月の症状の続きについては、明日から少しづづ書いていくようにしたいとおもっていますので、たいした内容ではないですが、もし、皆さんが大腸癌になった時のお役に少しでも立てればと思いながら書かせていただこうとおもうので、目を通していただければさいわいかと思います。


  


Posted by  熊吉 at 21:59Comments(0)★人の優しさに感謝

2019年10月16日

術後、3ヶ月たちました

7/16日に大腸癌の手術をしてから、今日で3ヶ月がたちました。

想い起こすと、長い3か月間でした。

とくに、術後の1週間は、飲み食いがほとんどできず。

術後、2週間目からは、トイレの往復で寝られず・・・

退院後、しばらくは、食事管理を自分でしないといけないので、なにを食べたらいいのかがわからずにイライラして嫁さんに当たりちらしたり・・・

食事が少ないと、当然、◆の出も悪くなるんですが、出ないからと言って不安な日を送ったり・・・

その逆に、何回もトイレに駆け込んだり、紙パンツを汚したり・・・

血◆が出たと言って、焦って救急にとんで行ったり・・・

術後、2ヶ月半になったら、母が亡くなったり・・・

このサイトにそぐわない内容の日記なのに、皆さんに読んで頂き、励ましていただいたり・・・

本当にありがとうございます。

私が経験したことが皆さんのお役に立てるかわかりませんが、ほんのちょっとでも皆さんのお役に立てればとおもって、これからも書かせていただくこうとおもっていますので、よろしくお願いします。
  


Posted by  熊吉 at 21:00Comments(0)★人の優しさに感謝

2019年09月13日

Bさんの話しの続き

2019年08月29日に、知り合いのBさんのお孫さんにすると、私が死んだことになっているので、ひとまず電話で納得してもらった続編です。

嫁さんにその話しをすると、 「その子が可哀想でしょ。早く行ってあげなさい」って、私が怒られるはめに・・・

そのうえ、「持って行くお菓子を用意する都合があるので、いつ行くの」と、まるで私が悪かのような言い方・・・

どう考えても、私が悪者扱い・・・

私にすれば、俺が悪いわけじゃないのにとおもいながらも、そんなことを嫁に言ったら、また、1~2日くらい口を利いてもらえなくなりそうなので、ひとまず胸の中にしまっておくことにして「電話で聞いてからお知らせします」と、嫁さんに伝えました。

さて、だいぶ話しが飛びますが、嫁さんからのお土産をもってBさん宅へ。

もちろん、お孫さんには黙っていったわけです。

玄関のチャイムを押すと、Bさんが出てきてくれて、Bさんの陰に隠れて家の中に・・・

Bさんはそのまま部屋の中に入り、私はドアの外に・・・

お孫さんの話し声を確認して、「こんばんわ」って言って部屋にはいると、お孫さん固まっちゃって、その数秒後に「おじちゃんだ」って言って大泣き・・・

しかも「本当に生きてる」っていうから、みんなで大爆笑。

その後、嫁さんから預かったお土産を渡すと、私のことはどこへやら・・・

お菓子の包装をあけて、お母さんに「食べていい」って聞いてたけれど、お母さんに「もう遅いから、今日はだめ」って言われて、今度は、いじけて大泣き。

お孫さんの姿を見て元気をいただきましたね。

いやー、心配してもらえるってことはありがたいことです。



追記
この話に関係する日記は、2019年08月29日にも書いてあり、リンク先には、日付けからご覧いただけます。



  
タグ :人の優しさ


Posted by  熊吉 at 17:54Comments(0)★人の優しさに感謝

2019年08月31日

やっと、1ヶ月半

手術をしてから、1ヶ月半がたちました。

日記にもいろいろと書いてありますが、振り返ると慌ただしい1ヶ月半で、いろんな人に迷惑をかけた1ヶ月半だったとおもいます。

入院中は、手術後、痛い痛いといって看護師さんを困らせたり、下剤を飲んで便の調整をしなきゃいけないんだけど、どんな状態ならいいかわからないから、夜勤の人数が少なくて忙しいときに何度もナースコールをして見に来てもらったり・・・

食事も、術後、なぜかわかんないけど、お粥を食べるのが嫌になって、食事の内容を変えてもらったり・・・

血糖値の検査の時も、200以上になるとインスリンを打つことになっているので、「さあ、今回の検査はどうかな」とか、検査の結果を見ながら血糖値が低いと、「お土産が無くて残念」と言ってくれたり、逆に血糖値が高いと「後でお土産をもってくるね」と冗談を言って笑ったり・・・

入院している患者さんたちにも元気をもらい、あっという間の2週間の入院でした。

本当なら辛い入院生活のはずが、楽しかった想い出ばかり浮かんできます。

そのかわり、家に帰ってきてからは、嫁さんは仕事に行くので話し相手もいなく、ひとり寂しくお留守番・・・

気晴らしに外に出ようにも、退院した直後は体力もないので家の中をうろうろするのが精一杯・・・

車の運転をするのも嫌でしたね。

そんななか、知り合いが仕事中なのにメールをくれたり、電話をくれたりしてくれてたので、ほんと、嬉しかったです。

その他にも、皆さんに読んで頂けるのを励みに、何を書こうかと考える時間ができるので、余計なことを考える時間が少なくて済んでいたし・・・

多くの人に支えられてるんでなーって思うことばかりでいます。

週明けの9/2から仕事をするように予定を組んでいますが、お尻と下剤の取り扱いに関しては、最低でもあと1ヶ月半は気にしていなといけないので、どれだ仕事に支障が出るかわかっていないので心配なんですが、生活がかかっていますからそんなことも言っていられません。

周りの皆さんのご理解をいただきながら、頑張っていこうとおもうばかりです。

さあ、頑張るぞ・・・・



  


Posted by  熊吉 at 16:43Comments(0)★人の優しさに感謝

2019年08月29日

4歳の子供に心配をかけてしまった

最近、お尻に関して日記を書いていないのですが、とりあえず、一進一退っていうところなので、24時間テレビもあったので、入院中を含め、いろんな人にお世話になったことをおもいだして、ここ数日、日記を書かせてもらっています。

ということで、今日の日記ですが、数日前に、昔から仲良くしていただいているBさんからお電話をいただいときの話しです。

Bさんとのお付き合いに関しては、長くなるので省略しますが、電話で、「出かけたついでにちょっと顔を出せんか」という話しがありました。

4歳のお孫さんにも会いたいので、元気になったら顔を出すという話しは以前からしていたのですが、夕方、出かけたついでに5分や10分でいいので寄れないかというなんと急な話しなんですね。

まあ、寄れないこともないんですが、いままでにそんな急な話しはないので、びっくりしてどうしたんですかとたずねたところ・・・

4歳のお孫さんが「最近、おじちゃん来ないねー」という話しから、大変なことになったというんです。

確かに、月に一度らいの頻度でBさんのところに行くんですが、行くときには必ずお孫さんにお土産をもっていくので、子供にしたら楽しみにしてるんでしょうが、1ヶ月以上もこないのはやっぱり不思議に思ったんでしょうね。

Bさんがお孫さんに、私が入院して、おなかの中から病気になっているものをとったいう話しをしたんですが、どこでどう話しが違っちゃったのか、4歳のお孫さんにすると、私が死んでしまったという話しになっているみたいなんです。

確かにまだ4歳の子供にすれば、病気でに入院・・・

しかも、しばらく顔を見ないっていうことになると死んじゃったのかもって思ってもしかたないことかもしれませんが、話しが大変なことになっているようなんです。

Bさんもお孫さんにいろいろ説明したようですが、さすがに4歳の子供なので、なかなか理解するのは大変だとおもうし、本人が思い込んでしまっているものを違うって言っても頭の中で切り替えるのは大変ですからねー。

そこで、ちょっとでいいから顔を出してやってくれっていう電話をいただいたわけなんです。

とりあえず状況はわかったんですが、お尻の調子がいまいちはっきりしていないので、長時間外出をするのは辛いので、月が替わったら行く話にしたんですが、それまで時間もあることなので、安心してもらうために、ひとまず電話でお話しすることに・・・

電話口に出たお孫さん。「本当におじちゃん」て疑ってるし・・・

「あのお菓子持ってったじゃん」とか「おじちゃんと、あそこに行ったじゃん」という話しをしても、顔を見てないから、「本当におじちゃん」て何度も聞かれるし・・・

わかったかわかっていないかは定かではないんですが、そういいながらも、しばらく話しているうちになんとなく落ち着いた様子・・・

今度おじちゃんが行くときに、なにが欲しいって聞いたら「〇〇がほしい」って言うから、「じゃあ、もっていくからね」と、男同士の約束をしました。

そのひと騒動の電話の翌日に、Bさから電話がかかってきて、あの電話の後、「本当におじちゃんなの」って何回も聞かれたって教えてくれました。

まだ、いろいろ理解すには大変な年代なのに、わからないまでも心配してくれてるっていうのはうれしいことです。

はやく元気になって、約束したものを届けに行かないと今度は嘘つきって言われちゃいそうなので、がんばらなきゃ・・・



追記
この話に関係する日記は、2019年09月13日にも書いてあり、リンク先には、日付けからご覧いただけます。
  
タグ :人の優しさ


Posted by  熊吉 at 19:33Comments(0)★人の優しさに感謝

2019年08月27日

お婆ちゃんから優しさをいただく

今日の日記も入院中の話しです。

手術後、1週間ほどすると、体のあちこちについていたものがはずれて身軽になっていくことを実感するようになると、不思議と「歩こう」という気持ちにかわっていくんです。

そうなると、うろうろしたくなるんですが、その時には、まだ、おしっこの管はついたままだったので、歩行するときには、スタンドを持って歩いていているし、腰をまっすぐにして歩くと傷口が連れて痛くなるので、おじいさんみたいに背中を曲げて歩いていたころのことです。

ある日のお昼のことです。

冷たいお茶と冷たいお水を入れに行ったときのことです。

私が入れいれようとしていたら、高齢のご婦人が私の後に並んできました。

その高齢のご婦人ですが、お歳のわりには背筋がシャキッとしていたんです。

当時をおもいだすと、私の方が傷口が痛くてシャキッとしていられなくて、立場が逆にみえるほどだったとおもいます。

冷茶と冷水を入れるので、ご婦人に「ふたつ入れるので、ちょっと時間がかかってすいません」と言うと・・・

「いえいえ、大丈夫ですよ」と言ってくださいました。

そんな会話の最中に、冷茶と冷水を入れ終わり、「すいません」と言って部屋に戻ろうとしたら・・・

「お大事にしてくださいね」といってくれたんです。

いっけん、なんでもない一言ですが、ご自分も入院してて大変なのに、同じ階に入院しているけれど、どこの部屋の人ともわからないし、はじめて会ったのか、何度かすれ違っているかもわからないのに、「お大事にしてくださいね」っていただいたのには、びっくりしまいました。

少なくても同じ階にいるので、会う機会はあるはずなので、何かの機会にお話ししようと思っていたんですがほとんどの人が同じパジャマを着ているので、わかるようでわかりずらいんですよ。

その後も誰なのかわからないまま、話しをする機会もなく退院してしまったんですが、私の方がご婦人より若いのに、若い私を気遣っていただけたことは有り難いことです。

他愛もないないひと言かもしれませんが、病気でいろいろ考えている人にとってはホッとするひと言なんですが、どうしてすぐに「お大事にしてくださいね」って返せなかったのかって考えると、ダメな奴だなーっておもいながらも、他人に優しくするっていうことは、何かをしてあげるということばかりじゃなくて、ちょっしたことでも出来るんだということを改めて感じた出会いでした。
  


Posted by  熊吉 at 19:05Comments(0)★人の優しさに感謝

2019年08月26日

入院中の人の繋がり

24時間テレビを観ていたら、入院中のことをおもいだしてしまいました。

大腸がんの手術で入院をしたわけですが、はじめの数日間は、血糖値が高いので、血糖値のコントロールをするために内科病棟に入院。

4人部屋なので、カーテンで仕切っていて、どういう人がいるかわからず・・・

声を掛けていいのか悪いのか迷った挙句、数日間、誰とも話しをせずに病室移動・・・

病室移動の際、次もこんなだったら嫌だなーとおもいながら移動。

病室に入って荷物の整理をしていると、同室の高齢の方が話しかけてくださいました。

おひとりは、私の手術の日に退院。

もう一人の方は、私の手術の翌日に退院とのこと。

見た目は元気そうですが、話しを聞いていると、大丈夫なんですか?ってききたくなってしまうんですが、何せ、元気で・・・

翌日の手術のために、あのまずい下剤2リットルを飲むときにも、いろんな冗談を言っていただき、いままでに比べたら、そんなにつらいとおもわずに飲むことができたことをおもいだしました。

また、手術の当日の朝も、自分たちも大変なのに頑張れよって言っていただいたり、気にかけていただけたことがどんなに心づよかったか・・・

有り難いことだといまでも思っています。

Mさん、Hさん。お世話になりました。

  


Posted by  熊吉 at 19:05Comments(0)★人の優しさに感謝

2019年08月25日

24時間テレビを観て

昨日から24時間テレビをやっています。

ネット上では何かと話題になっている番組ですが、毎年この番組を観るのが楽しみでいます。

そして、毎年、釣銭を溜めたのを募金しにいくことで、「あ~、今年も夏が終わったな」と、季節の移り変わりを感じる番組のひとつでもあります。

ただ、今年に限って言うと、例年に比べて観るがつらい・・・

観ていると例年に比べて涙が出てくることが多いんですね。

きっと、自分も手術をして辛いおもいをしたからだとおもうんですが、例年に比べて観ている時間も少ない・・・

まあ、私の手術なんて、この番組に出ている人たちに比べたら軽いかもしれませんが、それでも、私にしたら全身麻酔をして大腸を切って繋げて、しばらくは絶食でなんていう生活を考えると大変なことだとおもっていますが、テレビでは元気に笑っている人たちも最初は大変だったんだろなって思うと、自然と涙が出てしまいます。

自分のことでいうと、現在、自宅療養をしていますが、日中は家にひとりでいるので話し相手がいません。

退院後のいまでもいろんな人から、「大丈夫か」「元気か」っていう電話やメールをいただくことがあります。

なかには、ひとりで寂しいだろって言って、1日に何度もメールをくれるひとも。ありがたことです。

ひとりだといろんなことを考えてしまい、気がついたら悪い方向になんて言うことはしょっちゅう・・・

だけど、電話やメールを頂くことで、頑張ろうって思うことに繋がるので本当に有り難いことだとおもっています。

最近は、あまり人との繋がりを持たなくなったと言われていますが、こうして、自分の行動が制限されると、改めて人の助けがあるってことはありがたことだと感じています。

日記の最初にも書きましたが、この番組に関しては賛否が分かれていますが、是非、続けてほしいとおもいながら、今年も最後まで観たいとおもっています。
  
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Posted by  熊吉 at 19:55Comments(0)★人の優しさに感謝