2020年07月14日

介護士さんたちの処遇待遇が大変なことに・・・

介護士さんたちの給料が安いということで、2019年10月から「介護職員等特定処遇改善加算」というものができたことで、介護職員さんたちの待遇がよくなっていくというニュースを読んだことがあり、待遇が良くなってよかったねーと思っていたのですが・・・

介護関係の掲示板など見ていると、「介護職員等特定処遇改善加算」に関して、いいことがあまり書かれておらず、なぜ?とおもって調べてみたら・・・

全国の介護事業所のうち、昨年10月に創設された「介護職員等特定処遇改善加算」の算定率の経過をみると、昨年10月は53.8%、同11月は56.4%、同12月は57.8%にとどまっているというデーターが見つかりました。

それを見て、思わず絶句。

なぜ半分くらいしかってやっていないんだろう思って調べていくと・・・

「増収分の配分方法をどうするか」とか「どうやって職場内の賃金バランスを図ればいいか」など、「介護職員内の配分方法の決定が難しい」ということが大きな理由になっていると書かれていましたが・・・

介護職員さんの給料が安いから給料面で待遇をよくするということで始まったのに利用していない事業所がこんなにあったとはびっくり。

職員さんたちにとっては、給料が上がらないとなればモチベーションはあがらないですよね。

以前から介護業界もひと不足で事業所も大変だと言ってきましたが・・・

職員にどのような対応をしているかっていうことで、人が集まる事業所と人が集まらない事業所に分かれてしまうのも仕方のないことだとおもうことがあります。


タグ :介護

同じカテゴリー(介護業界のいろいろ)の記事画像
高い求人倍率を支えているのは介護業界
同じカテゴリー(介護業界のいろいろ)の記事
 高い求人倍率を支えているのは介護業界 (2020-08-09 21:50)
 施設業態によってかなりの格差 (2020-08-04 21:59)
 思っていたより深刻な2025年の介護士不足 (2020-08-03 21:54)
 夜中や朝方を考えると大変な介護業界 (2020-07-31 21:52)
 介護士 時々 調理師 時々 栄養士・・・ (2020-07-30 22:05)
 やっぱり介護さんの仕事って大変だよ (2020-07-29 21:35)

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。