2020年07月26日

元気だけど、どこで線引きをするか

蛭子さんの認知症について書かせてもらいましたが、もう少しかかせていただきます。

今回の蛭子さんの場合・・・

それまでも物忘れがひどかったそうなんですが、病院での検査では簡単な計算ができなかったり・・・

「洗濯カゴの中の衣類を見て私が倒れていると思って叫んだりする」という検査に付き添った奥さんの話しなどから・・・

妄想や幻視といった精神症状が起こる可能性があるレビー小体型認知症とアルツハイマー型認知症の合併症と診断されたようですが・・・

蛭子さんは「(仕事を)できなくなったらしょうがないけど、できる間はずっと続けていきたい」とコメントしたとのこと。

言い方が悪いかもしれませんが、認知症の診断がでたとはいえ、生活するうえではほとんど自分でできるわけですからいまは大丈夫。

出来ることは、蛭子さん本人にどんどんやってもらう世にしていいと思いますが・・・

いつかは、自分でできなくなることが多くなっていくとおもうので、そうなったら、人の手を借りる生活に変えていけばいいとおもうんですが・・・

実は、その生活習慣をいつ変えていくかって言うのを、母を見ていてどれだけ難しいとおもったことか。

蛭子さんの場合は、かなり早期の段階で認知症だとわかったことはよかったとおもうのですが・・・

ただ、これから大変なのは、なにをどこまで自由にさせていいのか、どこまで制限していいのかっていうのを決めるタイミングが難しいとおもいますね。

だけど、あまり考えすぎちゃうと疲れてしまうので、あまり考えすぎず、気負わず、寄り添っていてあげてほしいと思うけれど、母の時のことを考えたら気負わずって言うのは大変かな・・・



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