2019年10月18日

安心できない軽度の認知症

認知症の疑いがあって、病院に連れて行くのは難しいっていうことを何日かにかけて書きましたが、あらためて考えると大変なことだとおもうんです。

じゃあ、どうするかっていう話しになるんですが、簡単に連れて行くのはたやすい話しじゃないんで、皆さんの知恵をお借りしながら考えたいと思っているので、何かいいアイデアがあったらコメント欄にお願いいするとして、今日は、母の認知症が軽度の時の話しを少ししたいと思います。

母と一緒に病院に行ったときのことです。

母「おかあさん、ちょっとトイレに行ってくるね」というので・・・

私「トイレの場所わかる」って聞くと・・・・

母「わかるよ」と言って、トイレの方向に歩いて行き、トイレのドアを左にスライドして開けて入って行きました。


実は、ちゃんとトイレに行けるか心配で見ていたんですが、無事に入って行ったのでひと安心・・・

ところが、しばらくすると、トイレのドアを叩く音が・・・

そうです。母がドアを叩いているんです。

トイレに行ってくるという会話から、自分ひとりでトイレのドアを開けて入って行った母が、トイレのドアを開けられなくなったっていうんですから、びっくりですよ。

病院のトイレですが、なかから施錠する仕組みになっているので、鍵がかかっていたら外からは開かないじゃんとおもったんですが、スライドしたらなんと開いちゃったんですよ。

ということは、トイレのドアを開けて入ったまではいいけれど、鍵をかけ忘れてたっていうことなんですよね。

さすがに、軽度で話が通じていたり、行動が大丈夫そうに見えていても、心配することばかりです。