2020年06月10日

夏場はもっと大変な介護施設

新型コロナで医療機関をはじめ、介護施設は大変という話しを何回か書かせてもらっていますが、介護施設に関していうと、これから暑くなっていく夏はもっと気を使う時期 になるかとおもうんです。

介護士さんから春先の時期もドアや窓を開けていたっていう話しは聞いていましたが、まだ寒かったこともあり、そんなに広く大きく開けることはできなかったとのこと。

ただ、これからの時期は暑くなるので、出来るだけ窓やドアを広く開けて空気の入れ替えができればいいんだけれどっていう話しをしてくれたんですが・・・

話しを聞いているうちに、認知症の利用者を大勢対応している施設にとっては大変なことだなーっておもうんですね。

健常者の人のように話しが理解できる人であれば『危ないから〇〇のほうにはいかないでくださいね』と話せばわかってくれるんですが・・・

軽度の認知症で、ある程度、会話が成り立つ人でも、どこまで話しをわかってくれるかっていうことなんですよね。

しかも、母のように、車いすや寝たきりの人の場合は、窓やドアが開いていても、そこまで自分で歩いて行くことは無理なので、出て行ってしまうことはないけれど・・・

認知症でも自分で歩ける人の場合、知らない間に開いている窓やドアから出てしまうなんていうことも考えられるわけで・・・

介護士さんたちにとっては、利用者さんの暑さ対策を考えるだけでも大変なことだと思います。