2020年02月07日

利用者と介護職員の比率が・・・

2020年01月27日の日記に、ドタキャンされると施設は大変ということを書いた続きをもう少し詳しく書いてみたいとおもうんです。

実は、介護施設に関していうと、利用者と介護職員との比率があるそうなんです。

ただ、法で決められた比率では目が行き届かないので、実際は、多めに職員を配置して目が行き届くようにしているところも多いといわれているようです。

すると、どうなるかっていうと・・・

例えばの話しですが、デイサービスで1日の利用者が最大30人に対して、本来の比率からすると介護職員が6人いればいいとしましょう。

ただ、それでは目が行き届かないので介護職員を2人増やして1日の職員の数を8人にしたとします。

そうなると、介護職員を2人増やしたんだから、そのふやした人数分、たとえ数人でも利用者の受け入れを増やせるじゃん。という人もいるでしょう。

確かにそうなんですが・・・

最大収容人数が30人の利用者に対して職員が6人では目が行き届かないから8人にしたので30人以上の受け入れは無理ということになるわけです。

すると、施設側の立場に立って言うと、本来、法で決められている人数より多く職員を配置している分、経費が掛かることになります。

他にも一例ですが夜勤といわれている勤務の場合、介護形態によっては、介護職員ひとりで20~25人くらい見ることもあるっていう話しもあるし・・・

ということで、この話が、ドタキャンの話しとどう繋がっていくかということについては、長くなるので、次の日記に書くことにさせていただくことになりますが、この利用者と介護職員の比率が、収入に大きなとなっているのです。


(注)
わかりやすくするために、一例として書いているので、すべての施設がこのような基準ではないことをお断わりしておきます。
  


Posted by  熊吉 at 22:46Comments(0)★介護業界の苦労