2020年02月15日

同じ介護度なのに、介護サービスが違うのはなぜ

デイサービスセンターってひとくくりで言っていますが、病院が経営母体になっているところもあれば、全国展開をしているところや、個人でやっているなど、いっぱいあってどこがいいのか困っている人もいるようです。

例えば、 『◎◎さんと▲▲さんて、介護度が同じなのにどうして◎◎さんは車椅子に乗っていて、▲▲さんは車椅子のっていないの』っていう話しがあったとしましょう。

その話の続きを聞いていると・・・

『同じ介護度なのに、片方は車椅子を貸してくれないなんてサービスが悪いよね』なんて言うことで、いかにも車いすを貸し出していない施設のサービスが悪いという話しになってることもあるんですが、利用者家族が介護の現場で見聞きしてきたことを少しかかせてもらおうかと思います。

ケアマネさんは、▲▲さんも車いすを使った方がいいって提案したけれど、▲▲さんが『私は車いすは使わなくていい』っていうことで、使わないでいた。

その逆に、◎◎さんはまだ車いすを使用するには早いかなと思っていても、◎◎さんから『車いすを使いたい』という申し入れがあったので、車椅子を使用するサービスを提供をするようになったと言うように、周りで見ている人たちにすれば、『同じ介護度なのに』っておもってしまうのは仕方のないことだと思いますが、同じ介護度の人でも考え方が違うとサービスの仕方も違ってくるわけです。

その他にも、いろんなサービスを使えば、利用者にとってはうれしいことかもしれませんが、介護サービスは無料ではありません。

多くのサービスを利用すれば、それだけ介護保険を使うことになり、自己負担も大きくなるので、施設側も利用者の負担を少なくしながらより良いサービスが出来るように考えてくれているはずだと、母がおせわになった時を想い出しながら感謝でいっぱいです。
  


Posted by  熊吉 at 21:52Comments(0)介護保険