2019年10月24日

介護施設は脱走防止が大変

母の2度の脱走劇を2日に渡って書きましたが、本当かよって思って読んで頂いている方もいるかとおもうんですが、実際、無意識に行っていることなんですよね。

そこで、昨日の日記に、ショートスティの場合はどうなんだ。ということを後々、書こうとおもっていますと書いたんですが、せっかく脱走劇の話しを書いているので、その流れで続けて書こうと思います。

この話は、あくまで私の母が利用していたショートスティの話しなんですが、時々、母の見舞いに行ったときのことです。

母がお世話になっているのは、2階なので、エレベーターにのっていくことになります。

面会時は、1階のエレベーターの昇降ボタンを押して、エレベーターが来たら乗っていくので、たいして問題はないのですが・・・

面会が終わって帰るときが大変・・・

エレベーターの昇降ボタンを押そうとすると、ボタンが見当たらないんです。

はじめのことは、段ボールでボタンを隠してあって、段ボールをめくらないと押せなくなっていたのが・・・

次に行くと、今度は、その段ボールが2重になっていたり・・・

はたまた、しばらくたっていくと、今度は、段ボールに角度をつけてエレベーターの昇降ボタンを隠していたり・・・


時々しか行かないんですが、頻繁にエレベーターの昇降ボタンを隠す方法が変わっているんです。

まあ、どうしてこうなったのかっていうのは、母が家の鍵をあけて脱走した事件の教訓があるので、ほぼほぼ理解できたんですが、それでも、認知症になる前からの習慣じゃないのに、どうして出来るんだって思いますよね。

職員さんと話しをしていくうちにわかったことなんですが、認知度が低くて、いろんなことが理解できている人ならボタンの押し方を覚えてしまう可能性があるらしいんですって。

なので、覚えられないように、エレベーターの昇降ボタンを隠すにしても、いろんなパターンを使って覚えられないようにしてるっていう話しをしてくれました。

確かに、自分たちの場合は、家族の認知度に応じて対策をすればいいんですが、介護施設の場合は、いろんな介護度の方が利用しているので、いろいろ考えないと大変なことになってしまう可能性があるので、ほんと、職員さんたちも大変だと思うと感謝でいっぱいです。




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