2019年10月25日

認知症でも昔のことは覚えているっていう話し

認知症の人は、新しいことはなかなか覚えられないけれど、昔のことはおぼえているっていう話しをよく聞きます。

実は、私の母が認知症になったことで、なるほどっておもったことがあったんです。

私の母、認知症になる前は、健康のためにウォーキングっていうほどではないんですが歩くことをしていました。

ただ、日中は、家の掃除に精を出していたので、夜、家の廊下を何往復もしたり、冬の寒い時期は、部屋の中で足踏みをしていた程度なんですが、毎日の日課にしていました。

ところが、認知症になってから、多少なりとも自分で歩くことはできても、自分から話したり、こちらの話すことが理解できない状態になってからは、脱走はあったにしろ、昔のように家の中をひとりで率先して歩くということはなかったと父が話していたのですが・・・

ところが、特養にお世話になった時に、ディサービスに通っていたころの母を知っている職員さんがいて、(系列関係で施設間の移動があるので)デイサービスに通っていたころは暇さえあればディサービスセンターの中を歩いていたっていうんです。

それを聞いてびっくりしましたね。

おもわず、「ほんとですか」って聞き直しちゃいましたが、よく考えてみたら、元気なときに毎日やっていたことだったので、認知症になっても、昔のことは覚えていてるっていうから、無意識の中でやっていたのかなって思いましたね。









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