2020年03月21日

昨夜の『金スマ』を観て

昨夜『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の番組で『身近な人が若年性認知症になったら…』という話しをやっていたのを観ての感想を少しかかせてもらおうかと思います。

番組自体は1時間なので、全部書くのは大変なため、今日は番組前半分についてということで・・・

まず番組を観ていてびっくりしたのは、認知症になってから16年もたっているのに、これだけしっかりしていられるのかということでした。

私の母は、認知症の診断が下ってから8~9年くらいの間に、ひとりで歩けなくなったり、人と話しができなくなったことを考えると、これだけ自分でできるのかっておもうと驚くばかりでしたね。

ただ、母の場合は、昨夜の番組に出ていた人に比べると高齢だったっていうこともあるんでしょうが、若い人のほうが進行しやすいっていう話しもあるので、どっちがっていうことは難しいんですが・・・

認知症と言っても、あれだけ自分でやってもらえれば、手がかからなくてすむので有り難いとおもいたいところなんですが・・・

逆に危険もはらんでいるっていうことに繋がるわけです。

例えば、仕事に行くには自転車で通っていると言っていましたが、家に帰ることを忘れてしまったということで家族が迎えに行くなど不安材料がいっぱいあります。

母の場合も、気がつけば家から脱走をしたり、座っていたはずが、ちょっと目を離したすきにどこかに行ってしまったなど、いろんなことがありました。

母のことをおもいだすと、認知症を受け入れながら生活をしているとはいえ、大変なご苦労をしていることだと思います。

その他にも、認知症を遅らせる環境として、病気だからと言ってあまり気を使いすぎないっていう話しがありました。

確かに、認知症だからということで、本人が出来るのに危ないという理由でなんでも行動を制限してしまうと、考える力が落ちていくことに繋がり認知症が進むとも言われています。

そのせいか、デイサービスやショートステイでも自分でできることは自分でしてもらうっていう話しは聞いて知っていますが、どこまで見て見ぬふりをしていいかってさじ加減が難しいし・・・

この自分でできることは自分でしてもらうっていうことなんですが、介護士さんたちにとってはかなりの負担を背負うことに繋がるんですが、そのことについては、次の日記で・・・