2020年01月15日
認知症の母、つまみ食いをする
今日は、認知症の母がディサービスに通っていたころのことについて書こうと思います。
デイサービスに通っていた母ですが、この頃は、認知症と言っても、まだ元気なときで、暇さえあるとディセンターの中を歩いていたという話しを聞いて、『普段から健康のためって言いながら歩いていた母なんで、認知症になっても身体が覚えているからあり得る事だろう』くらいにおもって聞いていたんですが・・・
その話には続きがあって・・・
昼食の用意をしている時間帯に歩いていると、つまみ食いをしたっていうんです。
この話は、母がディサービスからショートスティを経て特養に行ったときに、母がディサービスに通っていた時の職員さんが異動になっていたことから発覚したことなんですが、びっくりしちゃいましたよね。
ただ、認知症になっている母にしてみれば、、自分が歩いているところに食べ物があるなんてわかっているのかっておもったりしたんですが・・・
つまみ食いをするっていうことは、そこに食べ物があるってわかってるってことですもんね。
以前、2度の脱走劇についても書いたことがありますが、介助を必要としながらも、少なからず、自分いろいろできている場合、どういう行動をするかわからないだけに介護をする人にとっては、目が離せなくて大変なことだと思いました。
デイサービスに通っていた母ですが、この頃は、認知症と言っても、まだ元気なときで、暇さえあるとディセンターの中を歩いていたという話しを聞いて、『普段から健康のためって言いながら歩いていた母なんで、認知症になっても身体が覚えているからあり得る事だろう』くらいにおもって聞いていたんですが・・・
その話には続きがあって・・・
昼食の用意をしている時間帯に歩いていると、つまみ食いをしたっていうんです。
この話は、母がディサービスからショートスティを経て特養に行ったときに、母がディサービスに通っていた時の職員さんが異動になっていたことから発覚したことなんですが、びっくりしちゃいましたよね。
ただ、認知症になっている母にしてみれば、、自分が歩いているところに食べ物があるなんてわかっているのかっておもったりしたんですが・・・
つまみ食いをするっていうことは、そこに食べ物があるってわかってるってことですもんね。
以前、2度の脱走劇についても書いたことがありますが、介助を必要としながらも、少なからず、自分いろいろできている場合、どういう行動をするかわからないだけに介護をする人にとっては、目が離せなくて大変なことだと思いました。
2019年10月26日
自分でみてあげたい気持ちはわかるけど
母の認知症などについて書いてきましたが、いままでかいたことを少しまとめてみたいと思います。
実は、日記上では、介護認定をとって介護サービスを受けているにもかかわらず、家から脱走したり、自分で勝手にタクシーに乗って帰ってきたりするなど、お父さんは、家族と話し合いをしてないのって思いながら読んでいる方も多いのではないでしょうか。
日記上なので、こと細かに書くと長くなってしまうのでざっくりとしか書けなかったのですが、そのことについてもう少しかこうと思います。
父の考え方としては、介護サービスを利用するにしても、出来るだけ家族でみてあげたいという気持ちから、はじめのうちは介護サービスを利用する回数を上限よりも少なくしていたんです。
その気持ちはわかるんですが、その分、父への負担は大きくなっていくわけです。
現に、見きれていなかったことが、母の2度にわたる脱走劇にも繋がったとも考えられるので、父に「もう少し介護サービスを利用するようにしたらどうだろう」と言っても、「俺がみるからいい」と聞く耳を持たず。
私も、母のことをみてあげたいんですが、仕事は父とやっていても、両親と同居しているわけではないので、こまめにみてあげることが出来ないため、父への負担が大きくなっていくわけで・・・
そうなると、どうなるか・・・
ストレスが溜まり、イライラするようになって、こちらにあたり散らしたり、こちらが「こうしたら」と言っても、「お前は何もしないで言いたいことだけ言って」など、喧嘩まがいな話し合いになるばかり・・・
そうなると、手も口も出しようがなくなってくるんですよね。
本来なら、そうなる前に家族でいろいろ話し合えば、同居していなくても家族で出来る範囲の協力をすることも可能なんですが、イライラがマックスになっちゃうと、家族とはいえ、話しをしようともなかなか聞く耳をもたなくなるもので話し合いにならず・・・
こういう話しって、私のところだけじゃないみたいなんですが、せっかく家族が協力しようとおもっても、なかなかうまくいかなくなっちゃうもんなんですが、そうは言っても、ひとりではみきれないですからね・・・
じゃあ、どうするかっていう話しになるんですが、長くなってしまうので、次の日記で書くことにします。
実は、日記上では、介護認定をとって介護サービスを受けているにもかかわらず、家から脱走したり、自分で勝手にタクシーに乗って帰ってきたりするなど、お父さんは、家族と話し合いをしてないのって思いながら読んでいる方も多いのではないでしょうか。
日記上なので、こと細かに書くと長くなってしまうのでざっくりとしか書けなかったのですが、そのことについてもう少しかこうと思います。
父の考え方としては、介護サービスを利用するにしても、出来るだけ家族でみてあげたいという気持ちから、はじめのうちは介護サービスを利用する回数を上限よりも少なくしていたんです。
その気持ちはわかるんですが、その分、父への負担は大きくなっていくわけです。
現に、見きれていなかったことが、母の2度にわたる脱走劇にも繋がったとも考えられるので、父に「もう少し介護サービスを利用するようにしたらどうだろう」と言っても、「俺がみるからいい」と聞く耳を持たず。
私も、母のことをみてあげたいんですが、仕事は父とやっていても、両親と同居しているわけではないので、こまめにみてあげることが出来ないため、父への負担が大きくなっていくわけで・・・
そうなると、どうなるか・・・
ストレスが溜まり、イライラするようになって、こちらにあたり散らしたり、こちらが「こうしたら」と言っても、「お前は何もしないで言いたいことだけ言って」など、喧嘩まがいな話し合いになるばかり・・・
そうなると、手も口も出しようがなくなってくるんですよね。
本来なら、そうなる前に家族でいろいろ話し合えば、同居していなくても家族で出来る範囲の協力をすることも可能なんですが、イライラがマックスになっちゃうと、家族とはいえ、話しをしようともなかなか聞く耳をもたなくなるもので話し合いにならず・・・
こういう話しって、私のところだけじゃないみたいなんですが、せっかく家族が協力しようとおもっても、なかなかうまくいかなくなっちゃうもんなんですが、そうは言っても、ひとりではみきれないですからね・・・
じゃあ、どうするかっていう話しになるんですが、長くなってしまうので、次の日記で書くことにします。
2019年10月25日
認知症でも昔のことは覚えているっていう話し
認知症の人は、新しいことはなかなか覚えられないけれど、昔のことはおぼえているっていう話しをよく聞きます。
実は、私の母が認知症になったことで、なるほどっておもったことがあったんです。
私の母、認知症になる前は、健康のためにウォーキングっていうほどではないんですが歩くことをしていました。
ただ、日中は、家の掃除に精を出していたので、夜、家の廊下を何往復もしたり、冬の寒い時期は、部屋の中で足踏みをしていた程度なんですが、毎日の日課にしていました。
ところが、認知症になってから、多少なりとも自分で歩くことはできても、自分から話したり、こちらの話すことが理解できない状態になってからは、脱走はあったにしろ、昔のように家の中をひとりで率先して歩くということはなかったと父が話していたのですが・・・
ところが、特養にお世話になった時に、ディサービスに通っていたころの母を知っている職員さんがいて、(系列関係で施設間の移動があるので)デイサービスに通っていたころは暇さえあればディサービスセンターの中を歩いていたっていうんです。
それを聞いてびっくりしましたね。
おもわず、「ほんとですか」って聞き直しちゃいましたが、よく考えてみたら、元気なときに毎日やっていたことだったので、認知症になっても、昔のことは覚えていてるっていうから、無意識の中でやっていたのかなって思いましたね。
実は、私の母が認知症になったことで、なるほどっておもったことがあったんです。
私の母、認知症になる前は、健康のためにウォーキングっていうほどではないんですが歩くことをしていました。
ただ、日中は、家の掃除に精を出していたので、夜、家の廊下を何往復もしたり、冬の寒い時期は、部屋の中で足踏みをしていた程度なんですが、毎日の日課にしていました。
ところが、認知症になってから、多少なりとも自分で歩くことはできても、自分から話したり、こちらの話すことが理解できない状態になってからは、脱走はあったにしろ、昔のように家の中をひとりで率先して歩くということはなかったと父が話していたのですが・・・
ところが、特養にお世話になった時に、ディサービスに通っていたころの母を知っている職員さんがいて、(系列関係で施設間の移動があるので)デイサービスに通っていたころは暇さえあればディサービスセンターの中を歩いていたっていうんです。
それを聞いてびっくりしましたね。
おもわず、「ほんとですか」って聞き直しちゃいましたが、よく考えてみたら、元気なときに毎日やっていたことだったので、認知症になっても、昔のことは覚えていてるっていうから、無意識の中でやっていたのかなって思いましたね。
2019年10月24日
介護施設は脱走防止が大変
母の2度の脱走劇を2日に渡って書きましたが、本当かよって思って読んで頂いている方もいるかとおもうんですが、実際、無意識に行っていることなんですよね。
そこで、昨日の日記に、ショートスティの場合はどうなんだ。ということを後々、書こうとおもっていますと書いたんですが、せっかく脱走劇の話しを書いているので、その流れで続けて書こうと思います。
この話は、あくまで私の母が利用していたショートスティの話しなんですが、時々、母の見舞いに行ったときのことです。
母がお世話になっているのは、2階なので、エレベーターにのっていくことになります。
面会時は、1階のエレベーターの昇降ボタンを押して、エレベーターが来たら乗っていくので、たいして問題はないのですが・・・
面会が終わって帰るときが大変・・・
エレベーターの昇降ボタンを押そうとすると、ボタンが見当たらないんです。
はじめのことは、段ボールでボタンを隠してあって、段ボールをめくらないと押せなくなっていたのが・・・
次に行くと、今度は、その段ボールが2重になっていたり・・・
はたまた、しばらくたっていくと、今度は、段ボールに角度をつけてエレベーターの昇降ボタンを隠していたり・・・
時々しか行かないんですが、頻繁にエレベーターの昇降ボタンを隠す方法が変わっているんです。
まあ、どうしてこうなったのかっていうのは、母が家の鍵をあけて脱走した事件の教訓があるので、ほぼほぼ理解できたんですが、それでも、認知症になる前からの習慣じゃないのに、どうして出来るんだって思いますよね。
職員さんと話しをしていくうちにわかったことなんですが、認知度が低くて、いろんなことが理解できている人ならボタンの押し方を覚えてしまう可能性があるらしいんですって。
なので、覚えられないように、エレベーターの昇降ボタンを隠すにしても、いろんなパターンを使って覚えられないようにしてるっていう話しをしてくれました。
確かに、自分たちの場合は、家族の認知度に応じて対策をすればいいんですが、介護施設の場合は、いろんな介護度の方が利用しているので、いろいろ考えないと大変なことになってしまう可能性があるので、ほんと、職員さんたちも大変だと思うと感謝でいっぱいです。
そこで、昨日の日記に、ショートスティの場合はどうなんだ。ということを後々、書こうとおもっていますと書いたんですが、せっかく脱走劇の話しを書いているので、その流れで続けて書こうと思います。
この話は、あくまで私の母が利用していたショートスティの話しなんですが、時々、母の見舞いに行ったときのことです。
母がお世話になっているのは、2階なので、エレベーターにのっていくことになります。
面会時は、1階のエレベーターの昇降ボタンを押して、エレベーターが来たら乗っていくので、たいして問題はないのですが・・・
面会が終わって帰るときが大変・・・
エレベーターの昇降ボタンを押そうとすると、ボタンが見当たらないんです。
はじめのことは、段ボールでボタンを隠してあって、段ボールをめくらないと押せなくなっていたのが・・・
次に行くと、今度は、その段ボールが2重になっていたり・・・
はたまた、しばらくたっていくと、今度は、段ボールに角度をつけてエレベーターの昇降ボタンを隠していたり・・・
時々しか行かないんですが、頻繁にエレベーターの昇降ボタンを隠す方法が変わっているんです。
まあ、どうしてこうなったのかっていうのは、母が家の鍵をあけて脱走した事件の教訓があるので、ほぼほぼ理解できたんですが、それでも、認知症になる前からの習慣じゃないのに、どうして出来るんだって思いますよね。
職員さんと話しをしていくうちにわかったことなんですが、認知度が低くて、いろんなことが理解できている人ならボタンの押し方を覚えてしまう可能性があるらしいんですって。
なので、覚えられないように、エレベーターの昇降ボタンを隠すにしても、いろんなパターンを使って覚えられないようにしてるっていう話しをしてくれました。
確かに、自分たちの場合は、家族の認知度に応じて対策をすればいいんですが、介護施設の場合は、いろんな介護度の方が利用しているので、いろいろ考えないと大変なことになってしまう可能性があるので、ほんと、職員さんたちも大変だと思うと感謝でいっぱいです。
2019年10月23日
認知症の母、2度目の脱走
1度目の脱走は家に居た時のことでしたが、2度目の脱走は、父の会社(町工場)に母を連れて行ったときのことです。
その時も、私は父の会社(町工場)で一緒に仕事をしていました。
この日、母はディサービスに行く日ではなかったので家に居たため、父は家で母と一緒にいましたが、私がどうしても会社からでることになったので、父に代わりに会社に来てもらうことになったわけです。
当然、家に母をひとり残して来るわけにはいかないので、父が母を車に乗せて会社にきました。
私は、父と交代するように会社を出たのですが、しばらくたつと私の携帯が鳴るので、電話に出てみると父からで「ちょっと目を離した隙に母がいなくなった」ということでした。
どこで居なくなったかって聞くと、事務所の椅子に座らせて入り口のドアの鍵はかけていなかったけれど、ドアは閉めてあったとのこと。
すぐに帰りたい気持ちはあったんですが、まだ仕事の打ち合わせ中で帰るわけにはいかず・・・
会社に戻ったのは、電話が来てから1時間ほどたったころだと思いますが、まだ見つかっていませんでした。
あちこち探しまくった結果、会社から150m~200mあるかないかのところの家の方に保護されていたので ホッとひと安心。
私が帰るまで、父の頭の中では「認知症なんで、そう遠くには行ってないだろう」と言うことで近所を探していたらしいんですが、認知症なのに、よく歩いたものだと関心しちゃいました。
しかも、結構、入り組んだ道を歩いていたので、認知症の人なら行かないだろうとおもって、はじめは探さないでいた通りの家で保護してもらっていたんですから、そりゃー、見つからないですよ。
認知症とはいえ、少なからず自分で歩ける場合、無意識に歩いて行ってしまうので、目が離せませんよ。
その時も、私は父の会社(町工場)で一緒に仕事をしていました。
この日、母はディサービスに行く日ではなかったので家に居たため、父は家で母と一緒にいましたが、私がどうしても会社からでることになったので、父に代わりに会社に来てもらうことになったわけです。
当然、家に母をひとり残して来るわけにはいかないので、父が母を車に乗せて会社にきました。
私は、父と交代するように会社を出たのですが、しばらくたつと私の携帯が鳴るので、電話に出てみると父からで「ちょっと目を離した隙に母がいなくなった」ということでした。
どこで居なくなったかって聞くと、事務所の椅子に座らせて入り口のドアの鍵はかけていなかったけれど、ドアは閉めてあったとのこと。
すぐに帰りたい気持ちはあったんですが、まだ仕事の打ち合わせ中で帰るわけにはいかず・・・
会社に戻ったのは、電話が来てから1時間ほどたったころだと思いますが、まだ見つかっていませんでした。
あちこち探しまくった結果、会社から150m~200mあるかないかのところの家の方に保護されていたので ホッとひと安心。
私が帰るまで、父の頭の中では「認知症なんで、そう遠くには行ってないだろう」と言うことで近所を探していたらしいんですが、認知症なのに、よく歩いたものだと関心しちゃいました。
しかも、結構、入り組んだ道を歩いていたので、認知症の人なら行かないだろうとおもって、はじめは探さないでいた通りの家で保護してもらっていたんですから、そりゃー、見つからないですよ。
認知症とはいえ、少なからず自分で歩ける場合、無意識に歩いて行ってしまうので、目が離せませんよ。
2019年10月21日
認知症の母、1度目の脱走
認知症の母がひとりで出かけ、帰って来なくなって捜索したという日記を書きましたが、もう少しくわしく書こうと思います。
まだ、父が会社(町工場)をやっていた時のことです。
ついでの話しになりますが、この話の頃は、私も父と一緒に仕事していた時の話しです。
この日、母はディサービスに行かない日だったこともあり、母ひとりで家に残して会社(工場)に来るというわけにはいかないので、父と1日中、家にいた時のことです。
父が夕方、ちょっと裏庭に出て、用事をしていた隙にでて行ってしまったという事件がありました。
認知症の母が歩けるにしても、そんなちょっとした時間に玄関から出かけられるわけはないんですが、父がそういうのでちょっとした隙に出て行ってしまったということにしておきますが、認知症で、自分ひとりで食事や着替えなどが出来ないのに、なにをおもったか、靴を履いて玄関の鍵をあけて出ていったわけです。
実は、認知症の人でも、昔のことはよく覚えているので、家の鍵も無意識にあけて出て行ってしまう可能性があると聞いていたので、父に「母の手のとどこかないところにもうひとつ鍵をつけた方がいいのに」って何度もいったことがあるのですが・・・
父は「そんなことしなくても大丈夫」と言って、私の言うことには聞く耳を持たず。
結果、家から脱走してしまったわけです。
幸い、近所で保護していただいたので事なきを得ましたが、自分ひとりで食事や着替えなどが出来なかったり、介助が必要とは言っても、とりあえず歩けるとなれば「火事場のばか力」じゃないけれど、凄いことですよ。
実は、この鍵についての話しなんですが、ショートスティに行っていた時にも、いろんな話しが聞けたので、後々、お話しさせていただくことにしますが、軽く考えていると大変なことになっちゃう可能性があります。
まだ、父が会社(町工場)をやっていた時のことです。
ついでの話しになりますが、この話の頃は、私も父と一緒に仕事していた時の話しです。
この日、母はディサービスに行かない日だったこともあり、母ひとりで家に残して会社(工場)に来るというわけにはいかないので、父と1日中、家にいた時のことです。
父が夕方、ちょっと裏庭に出て、用事をしていた隙にでて行ってしまったという事件がありました。
認知症の母が歩けるにしても、そんなちょっとした時間に玄関から出かけられるわけはないんですが、父がそういうのでちょっとした隙に出て行ってしまったということにしておきますが、認知症で、自分ひとりで食事や着替えなどが出来ないのに、なにをおもったか、靴を履いて玄関の鍵をあけて出ていったわけです。
実は、認知症の人でも、昔のことはよく覚えているので、家の鍵も無意識にあけて出て行ってしまう可能性があると聞いていたので、父に「母の手のとどこかないところにもうひとつ鍵をつけた方がいいのに」って何度もいったことがあるのですが・・・
父は「そんなことしなくても大丈夫」と言って、私の言うことには聞く耳を持たず。
結果、家から脱走してしまったわけです。
幸い、近所で保護していただいたので事なきを得ましたが、自分ひとりで食事や着替えなどが出来なかったり、介助が必要とは言っても、とりあえず歩けるとなれば「火事場のばか力」じゃないけれど、凄いことですよ。
実は、この鍵についての話しなんですが、ショートスティに行っていた時にも、いろんな話しが聞けたので、後々、お話しさせていただくことにしますが、軽く考えていると大変なことになっちゃう可能性があります。
2019年10月19日
軽度と言っても目を離すと大変
初期の認知症の母がタクシーとは言え、自分で帰ってきた話は、以前、日記に書きましたが、その後、認知症のが進行して行ったら、どうなったかということです。
2019年09月24日の日記にも書きましたが、認知症が進行するにしたがって、「外出しても自力で帰宅できない」状態になっちゃったんですね。
認知症の診断が出たころは、自分で返ってきたんですが、段々、記憶力が落ちていくせいか、私が知っているだけでも、2回捜索したことがあります。
この2回捜索したことについては、後日、日記にしますが焦りましたよ。
その他に、他人から聞いた話しなんですが、認知症で話はできなくなったけれど、ひとりで歩ける時のことです。
当時、父は自営で仕事をしていたんですが、母がディサービスに行かない日に父が仕事先に出かけることになった時に、母も一緒に車に乗せて行ったときのこと。
母を車の中に置いたまま、仕事先で打ち合わせをしていたら、母がその会社の工場内をうろうろしてたっていうからびっくり。
こんな話しすると、「また~、おおげさに」っていう人がいるんでしょうけれど、その会社の数人からの情報なので間違いはないとおもいます。
とにかく、目を離したすきにどっかに行っちゃっても自分で返ってきてくれればいいんですが、症状が進行していくと自力で返ってこれなくなる可能性があるんで、介護している人たちにとっては、目が離せなくなるから精神的にもたいへんだと思います。
2019年09月24日の日記はこちらからご覧になれます。
認知症の母がタクシーで帰ってきた日記はこちらからご覧になれます。
2019年09月24日の日記にも書きましたが、認知症が進行するにしたがって、「外出しても自力で帰宅できない」状態になっちゃったんですね。
認知症の診断が出たころは、自分で返ってきたんですが、段々、記憶力が落ちていくせいか、私が知っているだけでも、2回捜索したことがあります。
この2回捜索したことについては、後日、日記にしますが焦りましたよ。
その他に、他人から聞いた話しなんですが、認知症で話はできなくなったけれど、ひとりで歩ける時のことです。
当時、父は自営で仕事をしていたんですが、母がディサービスに行かない日に父が仕事先に出かけることになった時に、母も一緒に車に乗せて行ったときのこと。
母を車の中に置いたまま、仕事先で打ち合わせをしていたら、母がその会社の工場内をうろうろしてたっていうからびっくり。
こんな話しすると、「また~、おおげさに」っていう人がいるんでしょうけれど、その会社の数人からの情報なので間違いはないとおもいます。
とにかく、目を離したすきにどっかに行っちゃっても自分で返ってきてくれればいいんですが、症状が進行していくと自力で返ってこれなくなる可能性があるんで、介護している人たちにとっては、目が離せなくなるから精神的にもたいへんだと思います。
2019年09月24日の日記はこちらからご覧になれます。
認知症の母がタクシーで帰ってきた日記はこちらからご覧になれます。
2019年10月18日
安心できない軽度の認知症
認知症の疑いがあって、病院に連れて行くのは難しいっていうことを何日かにかけて書きましたが、あらためて考えると大変なことだとおもうんです。
じゃあ、どうするかっていう話しになるんですが、簡単に連れて行くのはたやすい話しじゃないんで、皆さんの知恵をお借りしながら考えたいと思っているので、何かいいアイデアがあったらコメント欄にお願いいするとして、今日は、母の認知症が軽度の時の話しを少ししたいと思います。
母と一緒に病院に行ったときのことです。
母「おかあさん、ちょっとトイレに行ってくるね」というので・・・
私「トイレの場所わかる」って聞くと・・・・
母「わかるよ」と言って、トイレの方向に歩いて行き、トイレのドアを左にスライドして開けて入って行きました。
実は、ちゃんとトイレに行けるか心配で見ていたんですが、無事に入って行ったのでひと安心・・・
ところが、しばらくすると、トイレのドアを叩く音が・・・
そうです。母がドアを叩いているんです。
トイレに行ってくるという会話から、自分ひとりでトイレのドアを開けて入って行った母が、トイレのドアを開けられなくなったっていうんですから、びっくりですよ。
病院のトイレですが、なかから施錠する仕組みになっているので、鍵がかかっていたら外からは開かないじゃんとおもったんですが、スライドしたらなんと開いちゃったんですよ。
ということは、トイレのドアを開けて入ったまではいいけれど、鍵をかけ忘れてたっていうことなんですよね。
さすがに、軽度で話が通じていたり、行動が大丈夫そうに見えていても、心配することばかりです。
じゃあ、どうするかっていう話しになるんですが、簡単に連れて行くのはたやすい話しじゃないんで、皆さんの知恵をお借りしながら考えたいと思っているので、何かいいアイデアがあったらコメント欄にお願いいするとして、今日は、母の認知症が軽度の時の話しを少ししたいと思います。
母と一緒に病院に行ったときのことです。
母「おかあさん、ちょっとトイレに行ってくるね」というので・・・
私「トイレの場所わかる」って聞くと・・・・
母「わかるよ」と言って、トイレの方向に歩いて行き、トイレのドアを左にスライドして開けて入って行きました。
実は、ちゃんとトイレに行けるか心配で見ていたんですが、無事に入って行ったのでひと安心・・・
ところが、しばらくすると、トイレのドアを叩く音が・・・
そうです。母がドアを叩いているんです。
トイレに行ってくるという会話から、自分ひとりでトイレのドアを開けて入って行った母が、トイレのドアを開けられなくなったっていうんですから、びっくりですよ。
病院のトイレですが、なかから施錠する仕組みになっているので、鍵がかかっていたら外からは開かないじゃんとおもったんですが、スライドしたらなんと開いちゃったんですよ。
ということは、トイレのドアを開けて入ったまではいいけれど、鍵をかけ忘れてたっていうことなんですよね。
さすがに、軽度で話が通じていたり、行動が大丈夫そうに見えていても、心配することばかりです。
2019年10月14日
ひとりで悩まず相談しよう
昨日の日記に、市役所の福祉課などに行って相談するとか、いろんな方法があるけれど、という話しを書きました。
確かに、どうしたらいいか不安でいっぱいの人にとっては、まさに駆け込み寺的な存在だと思いますが、最終的な判断は、医者に行って診てもらうことが必要になってくるので、じゃあ、どうすればいいのっていう話しになるわけで・・・
こういう書き方をすると、なかには、じゃあ、福祉課みたいな介護関係の課なんていらないじゃん。ていう人がいるんですが、利用の仕方次第では非常に頼りになるところででもあるんです。
私の場合は、たまたま知り合いに介護をやっている方が何人もいたので、その方に直接話しを聞いてもらい、その方々のアドバイスに沿って動いたので、スムーズにことが運びましたが、なかには、周りに介護関係の仕事をしている人がいないという方もいるとおもうんです。
そうなると、認知症に対しての情報が手に入らないので、どうしていいかわからなくて右往左往してしまうってことあるとおもうんです。
そういう方は、市町村の福祉課など、福祉に関する課に「これこれしかじか」相談に行って話しをすれば、「医者に行くにはこうしたらいい」とか「こういう状態ならこういうふうにしてあげてみたら」とか、いろんなことを教えてもらうことができるのことで、ひとりでどうしようって考えてアタフタしているより、心にゆとりができるようになるのではないかとおもうことがあります。
それと、現在、認知症かもしれないという家族がいる方は「もし、おじいちゃんorおばあちゃんが認知症で無かったら恥ずかしいし」、とおもって相談に行くのをためらっている方がいたら、ひとりで悩んでいるより、一度、相談に行きましょう。
認知症で無ければ、それで良しとおもえばいいじゃないですか。
逆に認知症だったら、いろんなことを聞いて、早い対処をしてあげられれば、症状の進行を遅くできたりすることも可能なので、ひとりで悩むより、いろんな人に相談することが解決の早道に繋がると思います。
確かに、どうしたらいいか不安でいっぱいの人にとっては、まさに駆け込み寺的な存在だと思いますが、最終的な判断は、医者に行って診てもらうことが必要になってくるので、じゃあ、どうすればいいのっていう話しになるわけで・・・
こういう書き方をすると、なかには、じゃあ、福祉課みたいな介護関係の課なんていらないじゃん。ていう人がいるんですが、利用の仕方次第では非常に頼りになるところででもあるんです。
私の場合は、たまたま知り合いに介護をやっている方が何人もいたので、その方に直接話しを聞いてもらい、その方々のアドバイスに沿って動いたので、スムーズにことが運びましたが、なかには、周りに介護関係の仕事をしている人がいないという方もいるとおもうんです。
そうなると、認知症に対しての情報が手に入らないので、どうしていいかわからなくて右往左往してしまうってことあるとおもうんです。
そういう方は、市町村の福祉課など、福祉に関する課に「これこれしかじか」相談に行って話しをすれば、「医者に行くにはこうしたらいい」とか「こういう状態ならこういうふうにしてあげてみたら」とか、いろんなことを教えてもらうことができるのことで、ひとりでどうしようって考えてアタフタしているより、心にゆとりができるようになるのではないかとおもうことがあります。
それと、現在、認知症かもしれないという家族がいる方は「もし、おじいちゃんorおばあちゃんが認知症で無かったら恥ずかしいし」、とおもって相談に行くのをためらっている方がいたら、ひとりで悩んでいるより、一度、相談に行きましょう。
認知症で無ければ、それで良しとおもえばいいじゃないですか。
逆に認知症だったら、いろんなことを聞いて、早い対処をしてあげられれば、症状の進行を遅くできたりすることも可能なので、ひとりで悩むより、いろんな人に相談することが解決の早道に繋がると思います。