2020年08月05日

蛭子さんと母の症状を比べてみる

7月9日に放送された『主治医が見つかる診療所』で、記憶力が著しく衰えたことから専門医を受診した蛭子さんは、アルツハイマー病とレビー小体病を併発している軽度の認知症であることを告げられたっていう話しは以前書いたんですが、その後、いろんな週刊誌などに蛭子さんについて触れているのでもう少しかこうかと思います。

今日は、蛭子さんがどういう症状だったかというマネージャーさんの証言も載っていたので母と比較してみたいと思います。

まず、蛭子さんの場合ですが・・・

洗濯カゴの衣類を見て、奥さんが倒れていると思って叫んだり、デパートの売場の中を電車が走っていると言いだしたり少し前から幻視があったとのこと。

また、日常生活でも、とくに朝や夕方から晩にかけては混乱がはげしくなり、1人で入浴すると、髪を3回も4回も洗ってしまうことがあるようで、奥さんの介護が不可欠なときもあるとのこと。

たいして、多重性脳梗塞とアルツハイマー病を併発し軽度の認知症の母の場合というと・・・

幻視があったって言うことはなかったように思います。

ただ、介護度がたかくなって医師との疎通ができなくなってからは、机にごみがあるって言う幻視(幻覚)があったみたいで、指でつまんだり、顔の前に何かがあるようで、顔の前を手で払うようなしぐさをしていたことはよくありました。

その他に、認知症になると朝や夕方(夜)などは感情の起伏がはげしくなるっていう話しは聞いたことがあるんですが

母の場合は、毎日見ていたわけではないので何とも言えないんですが、知っている限りでは、そんなに感情の起伏が変わるってことはなかったような気がします。

また、蛭子さんがお風呂で髪を3回も4回も洗ってしまうことがあるって言うのを聞くと・・・

認知症に関わらず、自分で意識していたかしていなかったかはわかりませんが、髪の毛は薄かったのを気にしてたのかなって思ってみると・・・

母の場合、家の中がいつもきれいでいないと気が済まない人だったので、暇があるとあちこち掃除をしていたので、認知症とは気がつかなかったのかもしれません。

母と蛭子さんをくらぺてみましたが、病的要因が違うので一概に症状が一緒or違うって言うことは言えないんですが、10人いれば10通りの症状があるので、いろんなケースを考えなきゃいけないとおもうことがあります。
  


Posted by  熊吉 at 22:32Comments(0)認知症