2020年08月26日

考えるだけで大変な訪問介護

昨日の日記に、訪問介護は解釈次第でクレーゾーンだらけっていうことを少し書きましたが、実際は、かなりルールの中で縛られている仕事だと感じるんです。

さて、昨日の日記にゴミ出しについて書いてみましたが、皆さんはどう感じましたか?

ざっくりした話しをすると、、要支援、要介護者だけのごみなら生活援助の対象になりますが、家族のごみも一緒に入っている場合は、生活援助の対象にならない可能性があるということです。

では、ひとり(独居)暮らしで自分では買い物に行けないので、介護士さんに食事の買い物に行ってもらうことになりましたが・・

「買い物に行くなら、〇〇日に孫がくるからこのメモ用紙に書いてあるお菓子を買ってきてくれ」と言われたらどうでしょう。

心情的には買い物ついでなので買っていってあげたいなっておもいますが、要支援、要介護者に直接関係がないものなので、頼まれても断られる可能性があります。

その他にも、金銭の管理や契約書の記入などの手伝いは訪問サービスとしては提供できないことになっているとも言われています。

じゃあ、銀行に行ってお金が出せない人はどうするかってことですよね。

もし、「買い物に行ったついでに出してきてくれないか」って言われたらどうしたらいいんでしょうね。

介護サービスの中にはいっていないって断っていいんですが、「訪問介護の規定外ですから」って断わらなきゃいけない介護士さんも辛いと思いますよ。

ただ、親切心でやってあげると「あの人はやってくれたのに」っていう話しになっても困っちゃいますからね。

利用者の気持ちを考えながらもルールの中でしなければいけないので辛いこともたくさんあると思いますが、頑張って頂けることに感謝でいっぱいですね。


(注)
あくまでも一般的な話しをさせていただいたので、この考え方がすべてではないことをお断りしておきます。
  


Posted by  熊吉 at 21:57Comments(0)在宅&訪問介護