2020年01月23日

経験して気づく、要介護者への食事介助

昨日の日記にも書きましたが、私が母におやつを食べさせるようになって思ったことは、ひとりの職員さんが何人もの利用者さんに交互に食事をさせているのは凄いなーって思ったのは勿論ですが・・・

介護士さんたちは、毎日、危険な仕事をしているんだと感じたんです。

というものは、認知症と言っても受け答えができているときなら、『大丈夫』とか『少しはやいかな』ってやり取りができるので、話したり、顔色をうかがったりしがら食事をさせることも出来るとおもうんですが・・・

母のように意思表示が出きない状態だと・・・

どこまでやっていいのかっていう、さじ加減が大変だとおもったのです。

現に、私も母におやつをたべさせながら、毎回、『喉につまらないかな』とか『大丈夫かな』っていう不安の中でたべさせていたことをおもい出します。

こういうことを書くと、あなたは素人で職員さんは何年、何十年と経験を積んでいるから大丈夫っていう人もいるかとおもうんですが・・・

表現できないっていうのは、経験があってもわからないことだってあるとおもうんですね。

例えになるかわかんないんですが、家族にご飯をつくって無言で食べていられたらどうでしょう?

美味しいのか、おいしくないのか不安になりませんか?

例えとして成り立つかわかんないんですが、会話も出来ない、表情も変わらなかったら、どう考えているんだろってわからないこともあるとおもうんです。

そうおもうと、介護士さんたちって凄いなーって思います。