2020年07月04日

可哀想とおもいながらも・・・

昨日の日記に『1年間に認知症が原因で17000人以上の行方不明者が出ている』という話しを書きましたが、理由に関しては触れられていません。

ただ、私の母の何度かあった失踪(脱走)をおもいだすと、多くの場合、目を離した間に居なくなったしまったことが原因ではないかとおもうのですが、ずっと視線に入る環境で生活するってわけにはいかないわけで・・

しかも、認知症の人でも、習慣的にドアをあけて出て行ってしまうっていうって話から、ドアにひとつ鍵をつけるなど対策をしたほうがいいということも書いたことがあります。

父にその話をしたところ、『そんなことしなくても出ていくことはない』など、まったく相手にされなかった結果、母の脱走劇にもつながったのですが、それでもドアに鍵を追加するということもせず・・・

父にすれば、そんなに行動制限をつけるのは可哀想だとおもう気持ちもわからないではないですが、じゃあ、どうするかっていうことになるわけで・・・

最近は、自治体などでGPSの貸し出しをするなど、行方不明(脱走)対策をしているというニュースが、昨日書いた日記の借用記事に書いてありました。

確かにGPSについては、認知症の人が失踪した時に探しやすいようにするには画期的なものだという意見がある反面・・・

認知症でも、自分の意志をもって行動したりプライバシーがあるので、そこまで侵害していいのかという意見もあります。

また、認知症の家族の方とGPSについて話しをしたこともあるんですが・・・

周りの人に『そこまでするの』って思われたりするのが嫌で、『そこまではねー』って二の足を踏む人がいるのも事実なんですね。

ただ、極論になってしまうんですが・・・

ドアに鍵をつけてあけられないようにしたり、GPSをつけて行動を監視したりするのは、要介助者(要介護者)の行動を制限するようで可哀想だからよくないとおもうか・・・

認知症で自己判断が出来ないから、要介助者(要介護者)を守るために、時には心を鬼にして行動制限や行動監視をするかっていう話しになっちゃうんですが・・・

母の時のことをおもいだすと、要介助者(要介護者)には可哀想だと思いながらも、時には、多少、心を鬼にする気持ちを持って、行動制限なり行動監視をする必要があるとおもうことがあります。


毎日新聞Web版2020年7月2日 10時07分より借用
  


2020年07月03日

警察に届けられた分は17479人だけど 実際は・・・

認知症が原因で行方不明になったとして2019年に全国の警察に届け出があったのは17479人(前年比552人増)だったことが2日、警察庁の集計で判明。

しかも、統計を取り始めた12年以降、7年連続で最多を更新。

19年中に所在を確認できなかったのは前年比48人増の245人で、これまで最多だった13年の234人を上回っている
というニュースがネット新聞に載っていました。

以前、認知症の母が脱走したことを何度か日記にしたことがありますが、近所の人に保護してもらったりするなど大事にはならなかったけれど、1年間に200人以上の方が見つからないでいるということは大変なことだと思うんです。

こういう記事を見ると、母が脱走した時のことを思いだし『どこかで凍え死んでいるんじゃないか』とか『河原の土手から落ちて死んじゃっているけれど草むらに隠れてしまってわかないかも』など、悪いことばかり考えていたことをおもうと・・・

けして他人ごとではないですね。

ただ、この17479人というのは、警察署に届けが出た分の数字なので、警察に届ける前に探していたら見つかったっていうのまでいれると、どれくらいの数字になるかって考えたらぞっとします。


毎日新聞Web版2020年7月2日 10時07分より借用

母の脱走劇(行方不明騒動)に関しては、カテゴリの『軽度の認知症』か『デイサービス』の項目に書いてありますので、よろしければご覧ください。


  
タグ :認知症介護


Posted by  熊吉 at 22:08Comments(0)認知症

2020年07月02日

7月になってもお店の人は大変

6月末まで、キャッシュレス促進ということで、お客さんがいろんなカードを出してくるので、店の人も何種類ものカード決済の処理で大変でした。

そんなキャッシュレス促進キャンペーンが終わったので、ガード決済の人が減って店員さんも一息つけるかとおもったら・・・

7/1日からレジ袋の有料化がはじまることで、いままでは会計が終わったらレジ袋を渡せばよかったのが・・・

『レジ袋に入れますか?』って聞くことからはじまり・・・

何種類も用意してあると、袋に入れる商品の量によって、どのサイズの袋に入れればいいか考えなきゃいけなくて・・・

品物を入れるレジ袋のめどがついたら、お客さんに『袋代が〇〇円かかります』って説明しなきゃならないので、レジの人の手間は増えるばかり。

だからと言って、レジ袋の有料化がいけないと言っているわけではないんですよ。

だったら、はじめから環境性能が認められらた素材にすればよくないかって私は思うんですね。

ただ、それをするとコストがかかるなどの問題が出てくるが、そういうことにこそ補助金を出してもいいのではないかおもうんですが・・・

お客さんのサービスだからと言うことで行っていますが大変だなって思いますね。

  
タグ :雑話


Posted by  熊吉 at 21:50Comments(0)★大腸癌以外の話し

2020年07月01日

ニュースに出ないコロナ倒産

私の知り合いにも自営業という形で仕事(商売)をしている人が何人かいいて、、いつ廃業しようかって思っている人たちがいっぱいいるのですが、なぜ廃業寸前なのかというするのかということについて少し書こうと思いますが・・・

飲食店に関しては、ニュースなどで報道されているので、今日は飲食以外の知り合いの話しを少し

飲食店以外と言ってはいますが、日記に書いているかたの職業に関しては、お客さん相手の商売です。

ということで、お客さん商売のため、、コロナの影響で売り上げが大幅ダウン。

売り上げが前年の50%以下になったので「持続化給付金」を貰える権利があり、100万円はもらったとのこと

その他にも、従業員に対して休業補償を目的とする雇用調整助成金があり、パートさんの給料の支払いはなんとか出来ているとのこと。

ここまでだと、何とかなってんじゃんて思いますよね。

実は、ここからが廃業する大きな理由だそうです。

いま、飲食店が立ち行かなくなっている理由のひとつに店舗の家賃が払えないからって言うことで、数か月間ですが、家賃補助をするっていう話しがあるじゃないですか。

じゃあ、知人の仕事場(店舗)はどうかというと・・・

住居兼一部店舗という形で作ってあるため、家賃借りしてをしているわけではないから家賃補助が出ない というのです。

確かに、ローンが終われば自分の物になるんだから賃貸じゃないでしょって言われるとそうだよねーと本人も言っていたんですが・・・

銀行へ住宅ローンという名の家賃を払って借りているっていう解釈なら、家賃補助として扱ってくれれば助かるのにっておもってしまうんですが、そうはいかないみたいで・・・

なので、住宅ローンについては、1年間は住宅ローンの元金の支払いは猶予してもらって利息分だけの返済で回していくと言っていましたが・・・

1年後には伸ばした元金分も含めて払っていかないといけないので、どうなるかていていました。

その他にも、金利が何年かは0%になる融資もあるようなんですが、景気が良くる保証があれば借りるけれど、その景気もあてにはならないから借りても返済が出来るか不安で借りれないしという話しもしてくれました。

いろんな助成金が補助金があるとはいえ、返済しなければならないっていうことを考えると、なかなか借りようと思っても借りられないと思いました。


(注)
あくまでも一般的な内容だけ書いているので、補助金や支援金に関しての解釈が違っているないようになっているかもしれませんが、そういうことで困っている人がいるのかということで読んでもらえると助かります


  
タグ :新型コロナ


Posted by  熊吉 at 21:50Comments(0)★新型コロナ