2019年06月10日

人に聴いてもらえると楽になる

話しがいろいろ飛んでしまい、時系列で話が繋がっておらず、ご迷惑をおかけしています。

今日の話しは、ある程度、ガンだという診断が出てからの話しになります。

実は、少し前にラジオを聴いていた時のことです。

某番組で、数日にわたり、たまたまご自分がガンになって、これからどうしていったらいいのかとか、家族がガンになったがどうしたらいいのかという話しを聞く機会がありました。

私もガンという病気になったひとりなので、他人事とは思えず聴いていました。

自分がガンになったという方の話しは、自分自身のことなので、私のようにどちらかというと後ろ向きな考え方をされていました。

また家族がガンになったという方の場合も、本人じゃないけれど、はじめは後ろ向きな考え方をされていました。

ただ、どちらの方も話しを聞いてもらっているうちに、前向きな話しをされるようになっていたように感じながら聴いていました。

病院などには専門の方がいて、いろいろアドバイスなどしていただけるというところがある と聞いたことがありますが、なにせ、小心者なので、まだ手術もしていないこともあり利用出来ますか?とか聞きずらくて・・・

だけど、正直、先が見えない今って、結構、つらい時なんですね。

いまや、2人にひとりがガンになると言われているほど多くの人がガンになっているので、病院など、医療機関だけでは数が多すぎて、対応が追い付かないと思うので、自治体を含め、いろんなところで相談というか話しができる場があるといいとおもうのですが難しいかな・・・

  
タグ :人の優しさ


2019年06月09日

冷静さを失っている自分

長いこと夫婦として暮らしていると喧嘩もします。

なかには、喧嘩した後、半日からまる1日、話しもしないなんていうご夫婦もいるとか・・・

私のところも結婚して19年になりました。

さすがに19年もたつと新婚の夫婦のようにラブラブというわけにはいきませんね。

喧嘩をすれば、数時間から長いときは1日くらいは話しをしないこともあるのですが、今回の癌騒動で、私の精神的にきつい状態になっていることもあり、いままでだったらどうってことがないことでも気になって嫁さんに強くあたることが多くなっています。

頭の中ではいけないのにって思ってはいるんですが、頭でおもっていることと態度が逆になってしまうことも多々あって・・・

嫁さんに苦労をかけて『すまない』とは思ってはいても、なかなか修正がきかなくて。

日記にも書きましたが、、初診で行って帰ってから『やっぱり手術するの、しないの』でひと悶着・・・

その後、嫁さんと話し合い、『やっぱり手術することにするわ』ということで落ち着いたんですが、その他にも、精神的にピリピリしているせいか、嫁さんと話しをする時にイライラしてしまう自分がいるわけです。

私も嫁さんも、冷静さがない状態が続いてるってことなんですが、何度も書くことになりますが、いろいろ考えることがあって冷静に考えられる自分がいなくなってますね。

いろんなことを考えると、ほんと、精神的に辛いですよ。

  


2019年06月08日

やっぱり食べ物の力は凄いぞ

6月5日の日記に書きましたが、約2週間後に、お尻にバリウムを入れてレントゲンを撮る検査をしてから、改めて診断をするということなので、はっきりわかっていないということです。

しかも、検査の結果については、2週間後のレントゲン検査の4日後だっていうんだから、結果が出るまでが長い。

私の仕事の都合もあって、その日が一番早く取れたのかもしないので仕方ないと思ってはいますが、検査日までの1日々々がこんなに長いと感じたのは、どれくらいぶりかなって思うくらい長い2週間でしたね。

でも、検査結果を知るのが怖いという気持ちのほかに、ちょっとだけ癌のことを忘れられることができたんです。

それは、バリウム検査をする場合、前日の夜の7~8時ころから当日の検査が終わるまで、食べちゃいけないって言われてるんです。

これが結構、辛い・・・

ということで、普段はいろいろ考えていると、ご飯もおいしく感じないんですが、食べたい気持ちがあるってことは元気な証拠なんでしょうね。

検査の3日くらい前から検査が終わったら何を食べようと考えるのがたのしみになってくるんですね。

そうなると、はやく検査が終わんないかなっておもえるようになってきますよ。

えっ、なにのんきなこと言ってるんだって・・・

だって、そのくらいしか楽しいこと無いじゃないですか。

いままで前向きになれなかったのが、食べ物の力は凄いですよね。

悩んで落ち込んだり、浮かれてみたり、疲れる日を送っています。


2019/06/05の日記はこちらから


  


2019年06月07日

嫁との『手術はしないかも』騒動

某大病院に行って診察をしていただき、血液検査やCTなど、その日に出来る検査をして、残りはバリウムをお尻に入れた状態でレントゲンを撮る検査だけになったという日記を6/5の日記に書きました。

こうなると、いつ手術をしましょうか?っていう話しになっちゃっているので、私としてもいつ手術をしようかとおもいながら検査を受けて家に帰ったわけですが、帰りの道中、頭の中を何人のも私が出てくるんです。

いろいろな私が出てきているので、想い出した順に書かせていただくことになりますが、改めて考えると、ほぼ癌と言われたことはかなりのショックだったんだろう思いますね。

さて、そんな精神的に落ち込んでいた時に、どんな私が出てきたかというと、手術すると言っていたのに、家に帰って嫁さんの顔を見た時に『手術しない』っていいだした私がいました。

実は、この手術しないっていう私は、その時ばかりじゃなくて何回となくでてきましたね。

皆さんにすれば、何でそんなこと言ったの?って思う方もいるでしょうね。

何度も書かせてもらっていますが、確かに癌の生存率は、昔に比べてかなり高くなっていますが100%ではありません。

そう考えたら、あとなん年、元気で生きていられるんだろう?

もし寝込んだら医者にかからなきゃいけないけれど、働き盛りの時に倒れたらどうしよう。

年金の受給開始年齢も上がっていくし、年金をもらう歳なら年金収入があるとはいえ、年金はどんどん減っていくばかりなので生活は出来るのか?などなど・・・


いろいろ考えると細く短くてもいいかなって思いながらも、もう少し元気でいたいなーって思う自分がいたことも事実ですし、これからいろんな自分と向き合っていかなければならないと思うと、やっぱり辛い。

2019/6/5日の日記はこちらからどうぞ 
  


2019年06月06日

いろいろ考えることが多くなった

紹介状を持って行った某大病院でも、ほぼ癌であるという診断をされ、手術をする決心をして、初診で行ったときに出来る検査をして帰ってきたところまで書きました。

ただ、家に帰ってから、いろいろ考えるとこが多くなりましたね。

えっ、なにがって・・・

以前も書いたと思いますが、早期ガンの可能性が大きいという診断でしたが、実際に手術してなかをみたわけではないので本当に早期ガンなのかという不安があります。

他にも、いろんな人の話しを聞いていくと、早期ガンだと言われていたのに数年で亡くなってしまったかたもいるし、余命、何か月と言われていたのに、何十年も元気な方もいるので、俺は本当に大丈夫なのかなど、いろいろ考えることが多くなってきました。

まあ、こんな心配事をしているせいか、久々に会う人たちに『細くなったねー』と言われることが多くなりました。

なかには、『病気』なんて言われることもあるし・・・

さすがに病気なの?っ言われると、ドキッとしますが、「そうです」とはなかなか言えませんね。

自分なりに冷静を装ってはいても、内心はかなり切羽つまっているんだろうな。と思うようになっています。

そりゃー、生存率が高くなったとはいえ、100%じゃないですからいろいろ考えますよ。

毎日、馬鹿なことをいっぱい考えてましたね。

いまでも考えることがいっぱいあるけれど、そんなことも含めて、2週間後の検査までの気持ちの移り変わりを書こうと思います。
  


2019年06月05日

外科的手術に決定。

さて、紹介状を持って某大病院に行くことになったわけです。

窓口で予約表と紹介状を渡して周りを見渡すと、かなり多くの方が待っていました。

2人に1人が癌になるとはいえ、凄い人数なんだなー思うと 「1割でも癌でなければ」とおもっていた希望は、見事にすっ飛んでしまいましたね。

自分の順番が呼ばれ、診察室に入っていくと、すでに紹介状と一緒に持っていった資料がパソコンのディスプレイに映し出されていました。

それを見て先生の所見は「確かに、判定は4ですが、ほぼ癌と言ってもいいですね。」というお話しでした。

それで、内視鏡でとるには高さが一定ではないので難しいのと、かなり大きいので内視鏡でつまんでとるのも難しいとのこと。

やっぱり、腫瘍の大きさと高さがネックになったようです。

結果、この状態だと内視鏡の方がリスクが高いので外科的手術にするということになり、診察後、血液検査やCTなど、いろいろ検査をしてその日は帰ってきましたが、実は、この約2週間後に、お尻にバリウムを入れてレントゲンを撮る検査が待ち構えているのです。
  


Posted by  熊吉 at 20:06Comments(0)某大病院編

2019年06月04日

あっという間の2ヶ月間

お尻の◆漏れに似た症状が出て、おかしいと感じ、お尻が専門のお医者さんに行ったり、途中、風邪気味で内科に行って整腸剤を貰ったり、胃腸科に行ってカメラの検査をしたりして、ほぼ癌ではないかというところまで書きました。

実際は、もっと長い話しになるんですが、いろいろ書くときりがないので、かなり間引いて書いてきましたが、2ヶ月弱くらいの間の出来事でした。

いま考えると、お医者さんの選択肢に関しては、以前の血◆のこともあったので、どの科かに行けばいいか迷ったのも事実ですが、お医者さん選びで悩むよりも、お医者さんを変えていくたびにのしかかる精神的不安の方が大変だったような気がします。

ただ、知り合いの中には癌にかかり、現在も治療をしているに関わらず心配をしてくだったかたをはじめ、いろんな人とのつながりや優しさにであえたことが、今回、私が妥協せずにお医者さん通いができたことにつながったのではないかと思っています。

本当に多くの方に感謝するばかりですが、私と癌との戦いはまだはじまったばかり。

紹介状を持って某大病院に行くことになるわけですが、某大病院に行ってから、検査結果が出るまでの間、精神的にも不安定な日々を送るようになるのですが、このことについては、順次、かかせていただくこととします。







  


2019年06月03日

癌判定4で、ほぼ癌との診断

内視鏡の検査から3日がたちました。

予定からすると、生検の結果が出る日です。

ある程度、結果は予想していても、実際に「癌ですね」と聞くのが怖かったんですが、そんなことも言ってられないので腹をくくって行ってきました。

診察室に入って、椅子に座って少し気を落ち着かせようと思っていたけれど、そんな時間もなく、生検の結果、4で癌の確率が高いです。という話しがありました。

この4というのは、癌の進行度ではなく、癌の確率がどのくらいあるかということで、1なら癌の疑いは無し。

以下、2~5までの判定があり、数字が大きくなるにつれ癌の確率が高くなるということで、私の場合は、4ということで、ほぼ癌という判断になったということです。

判定が5じゃないから完全に癌だとは言えないなど、かなり言葉を選んで話しをしていただきましたが、さすがに2や3ならそうかもって思ったりするでしょうが、さすがに4だとねー。

ということで、次はどのようにするかという話しになるわけですが、生検での判断が4で、ほぼ癌である。

前回の日記にも書きましたが、とりあえず癌とおもわれる腫瘍の大きさが2.5cm~3cmくらいで大きい。

高さがなく、横に広がっているので、内視鏡でつまんでとるのは難しい。

となると、手術をする場合は、腸の一部を切って、つなぎ合わせる外科的手術になるかも。

また、生検の通り癌であるとすれば、現在、どういう状態になっているかなどについては、ここでは調べられないなど、いろんな状況を考えて、日赤に紹介状を持っていくことになったわけです。

  


2019年06月02日

大きさは500円玉に近い

生検の結果は後日とは言え、検査後の話しを聞いてると、ある程度の覚悟はしていたとはいえ、おもっていたよりも衝撃的な話だったので、正直、きつかったですね。

家に帰ってきても、しばらくの間は、自分を取り戻すことができず・・・

その後、冷静に考えられるようになって、思ったことは、2.5cm~3cmってどのくらいの大きさなんだろうってことです。

いろんな物を計っていくうちに、500円玉を計ったら直径が約2.6cmくらいあったので、500円玉がわかりやすいかもしれませんね。

ちなみに100円玉の直系は、約2.2cmくらいでした。

確かに腫瘍は500円玉のようにまん丸ではないにしても、改めてみると、結構、でかいですよ。

さすがにこの大きさのものが腸の中にできてると思うと、本当に大丈夫なのかって改めて思いましたね。

だけど、いまさらどうのこうのと言ったところで、どうなるものでもないしって思ってみても踏ん切りがつかず・・・

不安でいっぱいな数日間を過ごすことになったわけです。